この記事では、「画一化」と「均一化」の違いを分かりやすく説明していきます。
「画一化」とは?
「画一化」は「かくいつか」と読みます。
意味は、「ある物やものごとを、全体で同じ様子や状態にそろえること」です。
全く同じものではなく、同じデザインや同じ雰囲気、同じテーマなどでくくり、まとまりのある状態にすることを表します。
「画一化」の言葉の使い方
「画一化」は名詞として「画一化する・した」「画一化された作品」などと使われます。
「画」は「線を引いて境をつける」「区切る」という意味、「一」は「ひとつ」「一つにまとまる」「ひとまとまり」という意味、「化」は「ば(ける)」とも読み「前と違った姿・状態になる」「異なる物質が結合して新しい物質になる」という意味、「画一化」で「複数のものを、他とはっきり区別して、ひとつのまとまった状態にすること」になります。
「均一化」とは?
「均一化」は「きんいつか」と読みます。
意味は、「ある物やものごとを、例外なく、全て同じそろえること」です。
値段や重さ、個数など、基準があるものを、全て同じようにすることを表します。
「均一化」の言葉の使い方
「均一化」は名詞として「均一化する・した」「価格の均一化」などと使われます。
「均」は「ひと(しい)」とも読み「全体を一様にならす」「凹凸なく等しい」という意味、「一」は「ひとつ」「一つにまとまる」「ひとまとまり」という意味、「化」「前と違った姿・状態になる」という意味、「均一化」で「全体を、例外なく等しくならして、ひとつのまとまった状態にすること」になります。
「画一化」と「均一化」の違い
「画一化」は「複数のものを、他とはっきり区別して、ひとつのまとまった状態にすること」です。
「均一化」は「全体を、例外なく等しくならして、ひとつのまとまった状態にすること」です。
まとめ
今回は「画一化」と「均一化」について紹介しました。
それぞれの違いを理解して、正しく使える様にしておきましょう。