この記事では、「ぬるぽ」と「ガッ」の意味や違いを分かりやすく説明していきます。
「ぬるぽ」とは?
2ちゃんねるでは、当時プログラミング言語の1つであるJavaの“Null Pointer Exception”と書いて(ヌル ポインタ エクセプション)をぬるぽと呼ぶ”というスレが立ち、そこからプログラマーの間では「ぬるぽ」が使われるようになりました。
2002年、データ上で起こる厄介なエラーの1つでしたが、可愛らしく言葉を表すため使うようになったのです。
誕生してから20年以上経つ言葉であり、太鼓を叩くゲームの音声にも使われています。
「ガッ」とは?
“AA”(アスキート)で描かれるハンマーで叩く絵と共に使うのが「ガッ」です。
プログラミングに出てくるエラーを何とかしたいと考えたとき、叩いて現状を直す意味で使われています。
エラーが出てどうしたらいいか落ち込んでいるとき、気合を入れて前向きに仕事ができるよう応援する意味で使われるようになりました。
もっと頑張れと相手を勇気付けるときは「ガガッ」と使う場合もあります。
「ぬるぽ」と「ガッ」の違い
ここでは「ぬるぽ」と「ガッ」の違いを、分かりやすく解説します。
がっかり感を表すのが「ぬるぽ」で、掲示板で脱力感を伝える言葉です。
もう一方の「ガッ」はプログラミングにエラーが出てきたとき、ハンマーで殴って叩き直すという意味で使われています。
たいていはAAと共に叩く絵を描いて使う言葉であり、エラーが出てがっかりしたとき「ぬるぽ」と掲示板に書き込んだ人を勇気付けるために使う言葉です。
「ガッ」は殴打音を表し、「ぬるぽ」は人間の感情を示します。
「ぬるぽ」の例文
・『また画面が動かなくなった。ああ、ぬるぽ』
・『彼女に振られて、上司には叱られる日々でぬるぽ』
「ガッ」の例文
・『落ち込んでも仕方がない。頑張れガガッ、ガーッ』
・『そう悲観するなよ、俺が元気付けてやる。ガッ』
まとめ
掲示板のスレに使われている言葉を2つ取り上げましたが、日常生活でも落ち込む気持ちを表したり、それに対して励ましたいと思う場面で使うと覚えておけばいいでしょう。