「ニットトップス」と「ニット」はどちらもファッションに関する言葉ですが、意味が異なるため区別して覚えることが必要です。
この記事では、「ニットトップス」と「ニット」の違いを分かりやすく説明していきます。
「ニットトップス」とは?
「ニットトップス」は「ニット生地で作られた上半身用の衣服」を意味し、クルーネック、Vネック、タートルネック、ハイネックといった様々なデザインがあります。
なお、「厚手のニットトップス」のことを「セーター」と呼ぶ場合もあります。
「ニット」とは?
「ニット」は英語の“knit”が語源となったカタカナ語です。
「編み物」や「綿糸や毛糸を編んで作った衣服や小物」という意味を持ち、「1本の糸でループを作りながら編む」という特徴があります。
ファッション分野では、「ニット」素材によって作成されたアイテムの総称として普及しています。
「ニットトップス」と「ニット」の違い
「ニットトップス」と「ニット」の違いを分かりやすく解説します。
「ニットトップス」は「ニット生地で作られた上半身用の衣服」を意味し、クルーネック、Vネック、タートルネック、ハイネック、ボートネックといった種類があります。
また、袖の長さやデザインのバリエーションも様々で、ノースリーブ、長袖、半袖、パフスリーブ、ボリュームスリーブなどが「ニットトップス」に取り入れられています。
一方、「ニット」は「毛糸などを編んで作った衣服や小物」のことを指すほか、ファッション分野では「ニット」素材で作られたトップス、スカート、ワンピース、帽子、手袋などをまとめて「ニット」と呼びます。
なお「ニット」には、ケーブルのように見える「ケーブルニット」、身体にフィットしやすい「リブニット」、凹凸のある編み目が特徴の「ワッフルニット」といった種類があります。
まとめ
「ニットトップス」は「ニット生地で作られたトップス」を示し、「ニット」は「毛糸などを編んで作った衣服」「ニットで作られたアイテムの総称」を示します。
両者の意味を正しく理解して、ファッション用語の知識を深めてください。
