この記事では、「たたみかける」と「追撃する」の違いを分かりやすく説明していきます。
「たたみかける」とは?
相手に余裕を与えないように、立て続けに行うことを指します。
たとえば、売り場で販売員に一方的に商品などを説明された場合に、「たたみかけるように営業トークされた」と表現します。
また、「たたみかける」とは、「なにかをたたもうとすること」「なにかをたたみ始めること」を指して用いることもあります。
「追撃する」とは?
逃げている状態の相手にさらに攻撃を加えることを指します。
例えば、戦闘の場面で、敵を追いかけて攻撃することを「追撃する」と表現します。
また、「追撃する」とは、「追い打ちをかけること」を意味します。
「たたみかける」と「追撃する」の違い
「たたみかける」と「追撃する」の違いを、分かりやすく解説します。
「たたみかける」と「追撃する」は、どちらも相手に余裕を与えないように攻撃するという意味の言葉ですが、ニュアンスが異なります。
「たたみかける」は、言葉や行動を連続して行うことで、相手を圧倒するという意味をもちます。
その一方で、「追撃する」は、逃げている相手を追いかけて攻撃するという印象を与えます。
「たたみかける」の例文
・『試合終盤、チームは得点をたたみかけて逆転勝利を果たした』
・『彼は議論に負けそうになると、相手に質問をたたみかけた』
「追撃する」の例文
・『彼女は彼の浮気を発見して激怒し、追撃するように電話をかけた』
・『彼はゴールに向かって突っ走ったが、後ろから追撃する選手に抜かれてしまった』
まとめ
「たたみかける」は、相手に余裕を与えないように、立て続けに行うことを指す言葉です。
話すことや行動などに使われます。
その一方で、「追撃する」は、逃げている状態の相手にさらに攻撃を加えることを指す言葉です。
戦闘や競争などに使われます。
それぞれの言葉を正しく使い分けるように注意しましょう。