この記事では、「タヒニ」と「練りゴマ」の違いを分かりやすく説明していきます。
「タヒニ」とは?
生のごまをすりつぶしてペースト状にしたものです。
ごまには、白ごま、黒ごま、金ごまなどがありますが、「タヒニ」は白ごまを使用するのが一般的です。
ごまは煎っていないため、香ばしさはありませんが、ごまの濃厚さを感じることができます。
中東や地中海の料理に使う機会が多い調味料の一種です。
特に有名なのはハムスという料理です。
ハムスとは、ひよこ豆と「タヒニ」から作られるペーストで、中東では日常的に食べられています。
「タヒニ」は、和え物、炒め物、サラダドレッシング、クッキーなどのお菓子など、さまざまな料理に活用できます。
「練りゴマ」とは?
煎ったごまをすりつぶしてペースト状にしたものです。
白ごま、黒ごま、金ごまなどを使ったものがあります。
ごまは煎っていることが特徴です。
煎っているため、ごまの香ばしさを感じられます。
ごまは粒のまま食べても栄養を十分に吸収することができません。
栄養を吸収するためには、かたい皮を壊す必要があります。
ペースト状にするとかたい皮が壊されるので、栄養を効率的に吸収しやすくなります。
「練りごま」は、砂糖やはちみつと混ぜてパンに塗ったり、豆乳や牛乳などの飲み物に混ぜたり、和え物に加えたりなどして食べられています。
「タヒニ」と「練りゴマ」の違い
「タヒニ」と「練りゴマ」の違いを、分かりやすく解説します。
ごまをペースト状にしたものである点は同じです。
違いは煎っているか、いないかです。
前者はごまを煎っておらず、後者はごまを煎っています。
煎っているかいないかで風味が変わり、前者はごまの濃厚さを感じ、後者は香ばしさを感じます。
どちらもペースト状になっているので、栄養を吸収しやすくなっています。
まとめ
どちらもごまをするつぶしてペースト状にしたものですが、煎っているのかいないのかという点に違いがあります。