漫画界の二大巨頭の違いとは?
この記事では、「週刊少年ジャンプ」と「週刊少年マガジン」の違いを分かりやすく説明していきます。
「週刊少年ジャンプ」とは?
1968年に創刊された「少年ジャンプ」が翌69年に週刊化され、その歴史を刻み始めました。
主な読者層は15歳前後の少年。
編集コンセプトである『友情、努力、勝利』はジャンプ黄金時代を経験していない方でも有名だと言っていいでしょう。
また読者アンケート至上主義と専属契約システムについてはあまりにも有名でしょう。
例え功労者であろうとアンケートの結果が悪ければ10週で打ち切るのは「車田正美」氏や「宮下あきら」氏と言った大御所でも同一である意味潔くも続けてヒット作を輩出しにくい風潮がありました。
「週刊少年マガジン」とは?
1959年3月17日創刊、当初から脱手塚治虫を意識した漫画界の新たな潮流を意識していたのは言うまでもありません。
「梶原一騎」氏との蜜月関係から生まれた「巨人の星・タイガーマスク・あしたのジョー」は以降の方向性を決定づける劇画だったと言っていいでしょう。
特徴的なのは巻頭にグラビアが設けられており、表紙にもかつては連載作品ではなく男性、女性関係なしにアイドルが飾っていた事でも有名です。
連載作品で映画化された『愛と誠』の「西城秀樹」氏はもとより、往年の大スター「山口百恵」氏も幾度となく表紙を飾っています。
「週刊少年ジャンプ」と「週刊少年マガジン」の違い
「週刊少年ジャンプ」と「週刊少年マガジン」の違いを、分かりやすく解説します。
ジャンプは『努力、友情、勝利』に向けて、どんな作品でも“ジャンプ化”が進められていく事で有名でしょう。
それはストーリー展開にとどまらず、絵柄でもそれは顕著と言えます。
また専属契約や作者と編集者がマンツーマンで密に接する事もあり、作風が担当編集者に合う合わない影響を受けると言っていいはずです。
また「努力、友情、勝利」の弊害と言うべきか、ラブコメ漫画がマガジン・サンデーに比べると圧倒的に少ないのも特徴的でしょう。
初の代表的ラブコメ漫画が84年の「きまぐれオレンジ☆ロード」と言われるほどでした。
一方のマガジンは多様性が売り物だと言っていいでしょう。
ライバル誌ながらも友好関係にある小学館の『週刊少年サンデー』の人気作家やジャンプの専属契約を終えた作家の連載も珍しくはありません。
主要読者年齢層がジャンプより若干上のため、初期の表紙に人気芸能人の起用をはじめ、グラビアが巻頭にあるのも特徴的だと言っていいでしょう。
まとめ
週刊少年ジャンプは集英社が出版しており、月曜日発売。
週刊少年マガジンは講談社が出版しており、水曜日発売の少年誌です。
創刊はマガジンの方が古く、サンデーに当時の人気作家が集まった事から劇画路線に奔るとグラビアを導入するなど差別化を図っていきました。
一方のジャンプは後発誌でもあり「男一匹ガキ大将」や「ハレンチ学園」はPTAの軋轢を生んだ挑戦的な誌面でした。
その後ジャンプ独自のシステムを導入。
それが効を奏して80年代に黄金期を築きあげています。