「方位磁針」と「方位磁石」の違いとは?意味や違いを分かりやすく解釈

「方位磁針」と「方位磁石」の違いとは?違い

この記事では、「方位磁針」「方位磁石」の違いを分かりやすく説明していきます。

「方位磁針」とは?

方位磁針は、ほういじしんと読むのが正解な言葉です。

漢字で書かれたこの言葉を見れば理解出来る事でしょうが、東西南北の方角といった意味を持っている方位の漢字に、磁場の方向を知るための針という意味を有する磁針の漢字を付け足す事で成立した言葉となっています。

故に方位磁針は、磁石を使って方位を知るための道具の1種を表すのです。

磁場に反応して動く針が取り付けられている道具に対して、使われる言葉となっています。


「方位磁石」とは?

方位磁石は、ほういじしゃくと読むべき言葉です。

漢字で記載されたこの言葉を目にすれば一目瞭然な事ですが、東西南北を基準にした位置の考え方といった意味の方位の漢字に、2つの極を持ち磁場を発生させる物体といった意味がある磁石の漢字を組み合わせる事で誕生した言葉となっています。

以上の事から方位磁石は、磁石を駆使して現在の方位を知るための道具を示すのです。

地磁気を利用して、今いる場所や進むべき方角等を知る事が出来る道具を全般的に表現した言葉となっています。


「方位磁針」と「方位磁石」の違い

方位磁針と方位磁石の漢字表記を比べてみると、最後の漢字が針と石という違いがある事に気付けるものです。

所がその前の3文字の漢字は共に同じ方位磁の漢字であり、どちらも磁石を使用して方位を知るための道具を意味する言葉となっています。

とはいえ含める意味の幅に違いがあり、方位磁針は、針状の磁石で方角を知る事が出来る道具を示すのです。

もう一方の方位磁石は、針状の磁石を含め、磁石で方角を知る事が出来る道具を全般的に含める事が出来る言葉となっています。

まとめ

2つの言葉は共通する漢字が多いだけでなく、どちらも磁石を使って方角を知る事が出来る道具を指し示す言葉です。

ただし方位磁針は、方角を知らせる磁石が針状になっている道具に対して使用する言葉となっています。

対する方位磁石は、針状でも円状でも関係なく、磁石で方位を知らせる道具を全般的に表現出来る言葉です。

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