この記事では、「食塩」【しょくえん】と「あじしお」の意味や違いを分かりやすく説明していきます。
「食塩」とは?
料理の味付けとして、毎日のように使われているのが「食塩」【しょくえん】です。
肉の味を引き出すとき、肉や魚の上に振りかけたり、サラダのドレッシングに入れるなど、幅広い料理の旨みを引き立たせるため役立つ調味料になります。
この「食塩」に含まれている成分としては、代表的なものに塩化ナトリウムがあり、しょっぱさを感じるものです。
漬物や梅干、味噌、醤油にも入っているもので、長く保存できる料理を作りたいと思うときに使われています。
「あじしお」とは?
商品名として使われている「あじしお」は淡白に感じる料理に振りかけて使う化学調味料です。
料理中というよりも、皿の上にのったお肉の味が物足りないと感じたときさっと振り掛ければ肉の旨みを引き立たてます。
含まれる成分の90%は食塩で、旨みを引き立たせる効果に優れたグルタミン酸ナトリウムを含むものです。
容器は縦長タイプを採用し、片手でも振り掛けやすいよう持ちやすい太さに作られています。
「食塩」と「あじしお」の違い
「食塩」と「あじしお」の違いを、分かりやすく解説します。
料理を作るとき、味付けするために使われているのが「食塩」は、粒が粗いところが特徴的です。
含まれる成分は塩化ナトリウムであり、他に含まれるものは排除されるため、かなりしょっぱいと感じる味が調味料として活躍します。
もう一方の「あじしお」は味に旨みを付け足すための商品になります。
「食塩」よりも目が細かく、粒がさらっとしているところが振り掛けやすく、ダマにならないため均等な味に仕上がるのも魅力的なところです。
そのため、ポテトフライやゆで卵、ステーキなどにも使える化学調味料となります。
まとめ
どちらも舐めれば塩の味がしますが、含まれている成分や用途などに違いがありますので、自分なりに味わって異なる点を見てみるといいでしょう。