「けちょんけちょん」と「こてんぱん」の違いとは?意味や違いを分かりやすく解釈

「けちょんけちょん」と「こてんぱん」の違いとは?違い

この記事では、「けちょんけちょん」「こてんぱん」の意味や違いを分かりやすく説明していきます。

「けちょんけちょん」とは?

相手が許して欲しいと言っても、徹底的に追い込むことを「けちょんけちょん」といいます。

暴力で相手を傷めつける場合もありますし、大きな声で罵って相手を精神的に苦しめて怒りをぶつけるのです。

それだけ相手から嫌味を言われたり、裏切り行為を受けたとき使う言葉になり、「けちょん」を2回繰り返せばさらにとことん傷めつけてやるという気持ちを強く伝えられます。


「こてんぱん」とは?

敵視する者に怒りをぶつけられ、徹底的に倒されることを「こてんぱん」といいます。

自分の方が相手からの怒りを買ったとき、容赦なくやっつけてやるという気持ちをぶつけられるのです。

元々はこってりという意味の「こてん」からきている言葉であり、「ぱん」がつくことでさらに強く怒りをぶつけられるという意味合いになります。


「けちょんけちょん」と「こてんぱん」の違い

ここでは「けちょんけちょん」「こてんぱん」の違いを、分かりやすく解説します。

相手に大きな痛手を与えるため暴力を振るったり、辛くなる言葉をぶつけて追い込むことを「けちょんけちょん」といいます。

泣いて許してほしいと言っても徹底的に追い込み、やりこめるといった意味で使われている言葉です。

もう一方の「こてんぱん」は、相手から泣くまで徹底的に倒されるという意味があります。

「けちょんけちょん」は自分の方からやり込める意味で使われていますが、「こてんぱん」は相手からやられるといった意味合いが強い言葉です。

「けちょんけちょん」の例文

・『反抗的で言うことを聞かない後輩をけちょんけちょんにしてった』
・『先輩にけちょんけちょんにされた部員は深く反省し、素直に行動した』

「こてんぱん」の例文

・『万引きした学生を捕まえようとして、こてんぱんにやられた』
・『浮気したので注意すると、黒帯の彼女にこてんぱんに倒された』

まとめ

面白い言葉を2つご紹介しましたが、自分の方から理不尽な相手に怒りをぶつけるか、反対にやられるかの違いがあると認識しておくといいでしょう。

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