この記事では、“thrifty”と“frugal”の違いを分かりやすく説明していきます。
「thrifty」とは?
“thrifty”には3つの意味があります。
1つめは節約するです。
無駄遣いをやめることを意味しています。
たとえば、これまで趣味でトレーディングカードをたくさん集めていたとします。
カードは生活に必ず必要なものではないので、購入しなくても生きていくことはできます。
なくても生きていくことができるものは、無駄なものといえるでしょう。
そこで、カードを購入することをやめました。
それによって、これまでカードを購入するために支払っていた金銭を使わずに済むようになりました。
こういった、無駄に金銭を使うことをやめることを意味しています。
2つめは商売などが繁盛するです。
おおいに賑わい栄えることを意味しています。
人気店と呼ばれる飲食店は、店の前に長蛇の列ができることが珍しくありません。
この店は繁盛しているといえるでしょう。
3つめは植物などが元気に成長するです。
植物が元気なときには、よく成長したり、葉がピンピンしていたりします。
このような状態が、元気に成長するが意味しているものです。
「thrifty」の使い方
“thrifty”は形容詞です。
複数の意味を持っていますが、節約、つましいという意味で使用されることが多くあります。
「frugal」とは?
“frugal”には2つの意味があります。
一つは、つましい、倹約するです。
つましいとは、生活のようすが贅沢でないことです。
毎日のように高級な肉を食べる、ブランド品を買いあさるなどは、贅沢といえそうです。
こういったことがないさまを指しています。
倹約とは、無駄をはぶいて出費を抑えることです。
“frugal”は金銭の倹約だけでなく、時間の倹約も意味しています。
無駄な時間をできるだけなくすことです。
もう一つの意味は、費用のかからない、質素なです。
費用のかからないとは、食事や生活の面でのことを指しています。
たとえば、高級食材ばかりを購入する、車を何台も所有するといったことをしないさまをいいます。
「frugal」の使い方
“frugal”は形容詞です。
倹約するの意味では、“of”や“with”を伴うことがあります。
「thrifty」と「frugal」の違い
倹約するという意味が同じです。
どちらの言葉もお金を倹約するといった使い方ができます。
品詞はどちらも形容詞でこの点も同じです。
形容詞として他の語を修飾する形で使用をします。
それぞれ、倹約する以外の意味も持っており、この点に違いがあります。
“thrifty”は繁盛する、植物などが元気に育つという意味があり、“frugal”は質素なという意味があります。
まとめ
倹約するという意味が同じで、品詞も同じです。
どちらの言葉も複数の意味を持っており、その部分に違いがあります。