この記事では、“pass away”と“die”の違いを分かりやすく説明していきます。
「pass away」とは?
“pass away”には3つの意味があります。
1つめは、人が他界するです。
他界とは、自分が属さない世界、死後の世界のことです。
つまり、他界するとは、死後の世界に行くことを意味しています。
人間は必ず死を迎えます。
死とは生命がなくなった状態です。
生きていれば体温があり、体を動かし、物を食べますが、生命がなくなるとこれらの活動が行われなくなります。
このような状態を迎え、別の世界に行くことを“pass away”といいます。
2つめの意味は、物が消えてなくなるです。
“pass away”が意味する物とは、物質的なものだけでなく、痛みなど目に見えないものも指しています。
怪我をするとその部位がチクチクしたり、ずきずきしたりします。
しかし、身体には治癒力が備わっており、時間が経つとチクチク感やずきずき感がなくなります。
これは痛みが消えてなくなったということができます。
3つめは時間が経過するです。
時間が過ぎたら、過ぎた時間を取り戻すことはできません。
消えてなくなってしまうのです。
「pass away」の使い方
他界するという意味では遠回しな言い方になります。
物が消えてなくなる、時間が経過するという意味では、副詞と共に使われることがあります。
「die」とは?
“die”の主な意味は4つあります。
1つめは人が死ぬです。
生命がなくなることを意味しています。
死ぬといってもその原因は老衰、戦死、事故などさまざまあります。
この言葉は、病気や老衰などによって死ぬことを指しています。
2つめは機械が突然止まるです。
たとえば掃除機のことでいうと、使用中に急に電源が落ちた状態になってゴミを吸わなくなることをいいます。
3つめは光や音などが弱まるです。
徐々に薄まる、次第に弱くなるといった意味になります。
たとえば、午前中は風速10mの風が吹いていたけれど、時間が経つにつれて弱くなってきて、午後には風速5mになったなどをいいます。
4つめは名声や感情などがなくなるです。
滅びる、廃れるといった意味になります。
日本にはさまざまな伝統工芸がありますが、後継者不足で伝統が受け継がれなくなってしまう危険にさらされているといわれています。
もし受け継がれなくなったら、その伝統は滅びることになります。
「die」の使い方
死ぬと活動をしなくなります。
そのことから、機械が動かなくなる、光や音などが弱くなるといった意味にもなります。
このような意味で使用される動詞です。
「pass away」と「die」の違い
死ぬという意味が同じですが、使われ方に違いがあります。
“pass away”は遠回しな言い方です。
“die”の方が直接的な言い方になります。
まとめ
意味は同じですが、使われ方に違いがあります。