「今日」と「近頃」の英語の違い(difference)とは?英語を分かりやすく解釈

「今日」と「近頃」の英語の違い英語

日本語には『今日』と『近頃』というよく似ている表現があります。

実は英語表現も日本語とよく似た使われ方をしますので是非見てみましょう。

この記事では「今日」「近頃」の英語の違いを分かりやすく説明していきます。

「今日」の英語

この言葉は大別して2つ使うことができます。

一つは昨日、今日、明日の『今日』。

と最近のという意味の『今日』(こんにち)です。

実は英語でもどちらとも『Today』を使うことができます。

ここは非常に日本語に近い感覚なので覚えやすいかもしれません。

類義語は『Nowadays』や『These days』があります。

こちらの単語も良く教科書や会話文などで見られる頻出ワードです。


「今日」の英語の使い方

改めて理解したいのは『今日』(こんにち)はある一定の長い期間、例えば5年10年ぐらいのスパンを表す表現という部分です。

これは日本語も英語も変わらない認識ではないでしょうか。

例えば『It seems that students today do not know the history. 』(最近の生徒は歴史を知らない様子だ。)という使われ方をします。

これはそのまま、『ここ5年10年ぐらいの世代の生徒は歴史を知らない。』という意味になることがお分かりになると思います。

類義語の『Nowadays』や『These days』も同じ様に使う事が出来ます。

『Young people nowadays are not interested in politics and economics. 』(今日の若者は政治や経済に興味がない。)

この例文もここ5年10年ぐらいの比較的長い時間やスパンのことを表しているということがお分かりいただけると思います。


「最近」の英語

一方『最近』とは具体的にどの様なことを表すのでしょうか?

この厳密な意味は日本語も英語も今現在よりも少し前の時間帯や少し前から今の間の時間帯を表す単語です。

英語では『Recently』が良く使われる単語です。

また『Lately』という単語もありますが、これは先ほどの『Recently』とは若干ニュアンスが違うので次の項で使い方も併せてみてみましょう。

「最近」の英語の使い方

まずは『Recently』から見てみましょう。

これは一度でも発生したり行動ことに使用することのできる『最近』という単語です。

ご存知の通り英語には現在形や過去形などのそのタイミングを表す表現と完了形の様なある一定のスパンを説明する英語表現があります。

『Recently』は先ほどの様に『一度でも発生したり行動したりする』時に使用できる為、よく耳にするのです。

例えば『I saw Jessy at the library recently. 』(最近ジェシーを図書館で見かける。)は『I have seen Jessy at the library recently. 』という完了形でも使うことが出来るとても便利な単語です。

一方『Lately』は少し特殊で完了形に使われるのが正式な文法表現です。

例えば『Have you seen Jessy lately?』(最近ジェシーを見かけましたか?)とは言っても『Did you seen Jessy lately?』とは表現しません。

これはある一定期間など複数回発生もしくは行動している時に使う単語です。

したがって、『Recently』と比べると若干使い方は限定されます。

「今日」と「最近」の英語の違い

この違いは日本語と英語も同じで、『どれくらいの時間が経過しているか』で区別をつけることができます。

基本的に『今日』(こんにち)という意味の『Today』『Nowadays』『These days』は長いスパンを表し、『今日』(きょう)という意味での『Today』は今という意味でのスポット的な時間を表します。

『最近』は上記『今日』(こんにち)と『今日』(きょう)の間ぐらいの感覚と考えていただければ間違いありません。

ただし、『Recent』は汎用的に現在形や過去形、完了形で使えるのに対して『Lately』は完了形に使われるのが正しい文法です。

まとめ

如何でしたでしょうか。

比較的日本語と同じ使われ方をしている『今日』と『最近』の英語の違いでした。

大きな特徴は『最近』の中でも2つに大別されるというのが英語の面白い部分です。

是非この機会に完了形をマスターして英語表現の幅を広げてみることをお勧めします。

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