この記事では、「サンクス」と「サンキュー」の意味や違いを分かりやすく説明していきます。
「サンクス」とは?
「ありがとう」を気軽に使えるようカタカナにした感謝の言葉を「サンクス」といいます。
英語で“Thank you”(サンキュー)と書き、省略して“Thanks”(サンクス)と言って軽い気持ちで感謝するのです。
日本では手を貸してくれたり、情報を教えてくれた人に対し感謝を伝えるために使われています。
たいていは友人や知人といった相手に使いますが、気取ったり格好つける男性が初対面の人に使う場合もある言葉です。
「サンキュー」とは?
英語で“Thank you”を「サンキュー」といい、お世話になった人に対して気軽に感謝の気持ちを伝えるときに使います。
例えば、見ず知らずの人が席を譲ってくれたり、ドアを開けてくれるといった行動に対して失礼なく感謝するわけです。
ビジネスシーンでも使われている言葉であり、年下が年上の人に対して感謝する言葉にもなります。
「サンクス」と「サンキュー」の違い
「サンクス」と「サンキュー」の違いを、分かりやすく解説します。
気軽に感謝の気持ちを込めて伝えるとき使うのが「サンクス」で、丁寧に伝えたいときは「サンキュー」を使います。
「サンクス」は同年代や家族、友人といったかなり親しい人に使われていますが、「サンキュー」は気楽に話せる目上の人や、見ず知らずの相手に対しても使うところが違う点です。
また、「サンクス」は男性がお礼するとき格好つけてよく使いますが、「サンキュー」は若い女性からお年寄りでも気兼ねなく使います。
「サンクス」の例文
・『資料を持って来てくれて本当に助かった。サンクス』
・『サンクス。塾まで傘を持って来てくれて良かった』
「サンキュー」の例文
・『頼んでいないのにテレビ番組を全部録画してくれてサンキュー』
・『素敵な絵葉書をサンキュー。送ってくれて嬉しいです』
まとめ
同じ意味を持つ言葉ですが、使う相手によって使い分ければを考えればより失礼なく使えます。
自分なりにどう使うか学んでみるといいでしょう。