この記事では、“pupil”と“eye”の違いを分かりやすく説明していきます。
「pupil」とは?
“pupil”には、ひとみ、瞳孔という意味があります。
ひとみは、瞳孔ともいいます。
目には、白い部分と黒い部分があります。
黒い部分も、よく見ると中心の色が濃くなっている部分と、その周辺の部分があることがわかります。
中心の部分は、大きくなったり、小さくなったりして見えます。
この部分は大きさを変えることで、目に入る光の量を調節しているのです。
この部分のことを瞳孔といいます。
猫の目を見るとよくわかります。
猫の目の中心部分には、周囲よりも色が濃くなった部分があります。
この部分は、明るいところでは小さくなり、暗いところでは大きくなります。
この部分が瞳孔です。
「pupil」の使い方
ひとみ、瞳孔という意味で使用をします。
“pupil”は眼球全体ではなく、またその周辺の器官までは含めていません。
つまり、白目、涙腺、瞼などは含めていないということです。
「eye」とは?
“eye”には主に4つの意味があります。
1つめは目です。
物を見るための感覚器官のことを指しています。
目の中心部分のことだけでなく、白い部分も含めた眼球のことです。
また、目の周辺、つまり目元という意味もあります。
2つめは、目に似た形のものです。
台風の中心は、台風の目と呼ばれています。
チーズの種類によっては、発酵の過程で表面に穴が開きます。
個の穴も目のような形をしています。
クジャクの羽には目玉模様があります。
こういった形のものを指しています。
3つめは、視力、眼力です。
ものを見る力のことを指しています。
4つめは、物事を見る目です。
物を見る方法、ある立場からの物事に対する考えといった意味になります。
「eye」の使い方
人や動物の目の意味では、“one’s eyes”や“dark eyes”といった使い方をします。
目玉は2つあるので、“eyes”となります。
物事を見る目の意味は数えられる名詞で、“a”をつけたり、“eyes”としたりします。
たとえば批判的な目という場合は、“a critical eye”となります。
「pupil」と「eye」の違い
どちらも目に関係する言葉です。
人間や動物が持っている、感覚器官のことを指しています。
しかし、同じ意味なのではありません。
“pupil”は瞳孔のことです。
眼球全体ではなく、眼の中心部分にある瞳孔を指しています。
“eye”は感覚器官としての目のことで、眼球やその周辺の器官を指しています。
また、目のような形のもの、視力、物の見方など、目そのもの以外の意味もあります。
まとめ
目を意味する2つの言葉ですが、それぞれの言葉が指している部分は違い、“pupi”は目という感覚器官の瞳孔のことを指しており、“eye”は瞳孔だけでなく眼球全体とその周辺のことを指しています。