「火を見るより明らか」と「明白」の違いとは?意味や違いを分かりやすく解釈

「火を見るより明らか」と「明白」の違いとは?違い

最近のテレビ番組を見ていると、バラエティであってもドラマであってもどれにも同じような人たちが出演しているように思えます。

それは、テレビ局が危険をおかすことをやらなくなっているのが大きな原因だと思われますが、このような状況が続くと、視聴者のテレビ離れが起きるのは「火を見るより明らか」であり、実際そのような状況になりつつあります。

それでは、この「火を見るより明らか」とはどういう意味でしょうか。

また、「明白」とは、どう違うのでしょうか。

この記事では、「火を見るより明らか」「明白」の違いを分かりやすく説明していきます。

「火を見るより明らか」とは?

「火を見るより明らか」とは、文字通り、火を見れば誰でも火であることがすぐにわかるという意味であり、一般的には、「誰が見てもわかること」という意味で使われる言葉です。


「明白」とは?

「明白」とは、「めいはく」と読み、「明らかである」ことを表す言葉です。

一般的には、はっきりしていて疑う余地がないことを意味しています。

「明」「白」もどちらも「あきらか」とか「はっきりとしている」という意味を持つ漢字なので、2つ重ねて強調している表現になります。


「火を見るより明らか」と「明白」の違い

「火を見るより明らか」「明白」の違いを、分かりやすく解説します。

この2つは、「はっきりしている」ということを言いたい時に使うという部分では同じですが、どこに違いがあるのでしょうか。

この2つの違いを最も簡単に説明するなら、「火を見るより明らか」の方が「はっきりしている」レベルが上であること、また、ほとんどの場合は悪い意味で使われるという部分でしょう。

逆に「明白」の場合には、客観的に「はっきりしている」状態に関しては悪いことにも良いことにも使われます。

「火を見るより明らか」の例文

・『この会議が無駄であることは火を見るより明らかです』
・『結果は火を見るより明らかなので、やめておいた方が良いでしょう』

「明白」の例文

・『この会議が無駄であることは、みんなにとって明白なことです』
・『明白な結論を突きつけられて衝撃を受けました』

まとめ

この記事では、「火を見るより明らか」「明白」の違いを、解説してきました。

序文でも述べたように、これらの言葉は私たちの身近にあります。

この機会にこれらの正しい使い方を勉強しておきましょう。

違い
違い比較辞典