「usually」と「often」の違い(difference)とは?英語を分かりやすく解釈

「usually」と「often」の違い英語

“usually”“often”はどちらも頻度を指す英単語ですが、それぞれが示す頻度の度合いが異なるため使用する際は注意が必要です。

双方の用法を学習して、ふさわしいシーンで使い分けましょう。

この記事では、“usually”“often”の違いを分かりやすく説明していきます。

「usually」とは?

“usually”「通常」「普段は」「ふつうは」「いつもは」などの意味があるほか、一般論や通説としての「たいてい」「一般」を示す際に使用されることもあります。

なお、“usually”は名詞を除く品詞や文全体を修飾する副詞に分類されます。


「often」とは?

“often”「しばしば」「頻繁に」「よく」「たびたび」などの意味がある以外に、「たいてい」「よくあることだが」といった意味で用いられることもあります。

また、“often”“usually”と同じく副詞としての役割を持っている単語です。


「usually」と「often」の違い

“usually”“often”の大きな違いはそれぞれが指す「頻度の度合い」です。

“usually”はほぼ習慣的におこなうイメージで、頻度の割合としては8割程度です。

一方“often”“usually”よりは頻度が少なく、頻度の割合としては6割から7割程度というニュアンスがあります。

次に、“usually”“often”の違いを分かりやすく解説します。

「usually」の例文

“usually”は8割程度の頻度で起こる事柄を表現する際に使用します。

副詞のため、一般動詞の直前もしくはbe動詞の直後に配置させるのが一般的です。

“My family usually have dinner at 19.”(私の家族はいつも19時に夕食を食べる)
“She usually vacuums her house before she leaves.”(彼女は普段出かける前に掃除機をかける)
また、一般論や通説としての「たいてい」という意味で使用することも可能です。

“People usually don’t like getting injections.”(人はたいてい注射されるのは好きではない)

「often」の例文

“often”は6割から7割程度の頻度で起こる事柄を指す際に用います。

副詞になるため、文中の配置場所は“usually”とほぼ同じです。

“I often go to the supermarket near the station.”(私はよく駅に近いスーパーに行く)
“We often study at the library.”(私たちはよく図書館で勉強する)
なお、“often”“very”をつけるとより頻度の高い状態を示せます。

“She very often sees the musician’s Instagram.”(彼女はとても頻繁にその歌手のインスタを見る)

まとめ

“usually”“ often”は混同しやすい単語ですが、それぞれが示す頻度の度合いを理解することで自分の習慣やライフスタイルをより的確に説明することにもつながるでしょう。

ぜひ両者の違いを学んで、英語表現のスキルアップに役立ててください。

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