この記事では、“many”と“much”の違いを分かりやすく説明していきます。
「many」とは?
“many”の意味は以下の通りです。
1つ目は「数が多い」「たくさんの」という意味で、数量が多い様子を言います。
2つ目は「どれぐらいの数量」という意味で、質問文に使われます。
上記に共通するのは「数えられるたくさん」という意味です。
「many」の使い方
“many”は「数が多い」「たくさんの」「どれぐらいの数量」という意味で使われます。
形容詞として使われたり、名詞として「多数」「大勢のもの」「多くの人々」などの意味で使われます。
基本的に、たくさんの量を表す言葉で、数えられる複数名詞(複数可算名詞)に付きます。
「much」とは?
“much”の意味は以下の通りです。
1つ目は「たくさんの」「多量の」という意味で、度合いが大きい様子を言います。
2つ目は「多額の」という意味で、お金に関するたくさんを表します。
3つ目は「非常に良い」という意味で、程度の高い良さを表します。
上記に共通するのは「数えられないたくさん」という意味です。
「much」の使い方
“much”「たくさんの」「多量の」「多額の」「非常に良い」などの意味で使われます。
形容詞として使われたり、名詞として「多量」「たくさん」「大切な物」「大したもの」という意味で使われたり、副詞として「大いに」「たいそう」「非常に」「ずっと」「はるかに」「ほとんど」などの意味で使われます。
基本的に、たくさんの量を表す言葉で、数えられない単数名詞「複数不可算名詞」に付きます。
因みに、お金の場合は実際にコインや紙幣のことではなく、「代価として支払うもの」という意味であり、「数えられない名詞」になる為に“much”が使われるのです。
「many」と「much」の違い
“many”は「たくさんという意味で、数えられるものに使われる」という意味です。
“much”は「たくさんという意味で、数えられないものに使われる」という意味です。
「many」の例文
・『She has many books. 』(彼女は本をたくさん持っています)
・『I have many friends. 』(私には大勢友達がいます)
・『How many cats and dogs do you have?』(あなたは猫と犬を何匹飼っているのですか?)
「much」の例文
・『I spent too much money for the travel. 』(私は旅行でお金をたくさん使い過ぎてしまった)
・『You always say too much. 』(あなたはいつも言い過ぎる)
・『Thank you very much for your help. 』(助けて頂いてありがとうございます)
まとめ
今回は“many”と“much”について紹介しました。
“many”は「数えられるたくさん」、“much”は「数えられないたくさん」と覚えておきましょう。