この記事では、“jump”と“leap”の違いを分かりやすく説明していきます。
「jump」とは?
“jump”の主な意味は5つあります。
1つめは、人や動物が跳ぶです。
縄跳びをするとき、地面から両脚が離れた状態になる瞬間があります。
あの状態が跳ぶです。
“jump”は水にとび込むときのとぶ、パラシュートで飛び降りるなどのことも意味しています。
上下方向だけでなく、左右への動きのことも指しています。
2つめは、人や動物が跳び越すです。
放牧地の周りには柵が張り巡らされていますが、この柵を動物が跳んで超えてしまうことがあります。
このような行為を指しています。
障害物を跳び越えるという意味にもなります。
3つめは跳ぶように素早く動くです。
乗り物に飛び乗る、人に飛びかかる、さっと飛び上がるなどの意味になります。
4つめはある状態に飛び移るです。
今まで話していたことと、まったく別のことを突然に話し出す人がいます。
この状態を話しが飛ぶといいます。
今までとは別のものにぱっと移ることを意味しています。
5つめは、価格や数値が跳ね上がるです。
品不足になったとき、その物の値段が急激に上がることがあります。
こういった、変化の激しい価格や数値の跳ね上がりを意味しています。
「jump」の使い方
地面をけって体が空中に移動するようにするという意味の跳ねる意味で使用されます。
跳ねるときの変化の大きさや勢いから、状態が飛び移る、価格や数値が跳ね上がるという意味にもなり、これらの意味でも使用されます。
「leap」とは?
“leap”の主な意味は3つあります。
1つめは跳ぶです。
地面をけって体を空中に移動させる行為を指しています。
縄跳びをしたときの、一瞬両脚が地面から離れたときのような状態です。
馬などが物を跳び越えることも指しています。
2つめは、いっきに飛ぶ、飛びつくです。
結論にいっきにとぶ、チャンスにとびつくなどのことを指しています。
3つめは、言葉などが人の目に飛び込む、考えがぱっと浮かぶです。
街中を歩いているとき、突然に看板の文字が目に入ってくることがあります。
こういった状態を目に飛び込むといいます。
「leap」の使い方
跳ぶという意味で使用されます。
体が跳ぶことだけでなく、結論にとぶ、言葉が目にとび込むなどのこともいいます。
「jump」と「leap」の違い
2つの言葉は、人や動物が跳ぶという意味が同じです。
地面をけって体を宙に浮かせた状態にすることを意味しています。
“jump”には、ある状態に飛び移る、数値が跳ね上がるという意味がありますが、この意味は“leap”にはありません。
また、“leap”には目にとびこむという意味がありますが、この意味は“jump”にはありません。
まとめ
体を宙に浮いた状態にさせる跳ぶという意味が、2つの言葉で共通しています。
それぞれの言葉はこれ以外の意味も持っており、その部分に違いがあります。