この記事では、“relevant”と“related”の違いを分かりやすく説明していきます。
「relevant」とは?
“relevant”の主な意味は3つあります。
1つめは、関係のある、当を得たです。
問題とかかわりがあるという意味です。
ある企業が販売する食品を食べて食中毒を起こした人がいたとします。
食中毒が発生したことで、販売していた企業は責任を問われました。
この企業にとって、食中毒が発生したという出来事は無視できないものであり、かかわりがある出来事ということができます。
こういったことを、問題と関係があるといいます。
2つめの意味は、相当する、つりあったです。
あるものと別のあるものが、ほぼ等しいという意味です。
Aさんは100mを14秒で走ることができます。
Bさんも100mをおよそ14秒で走ることができます。
2人は100mを走る能力について、ほぼ等しいということができます。
3つめの意味は、言語学のことで、関連的なです。
「relevant」の使い方
関係のあるという意味で使用をします。
“relevant”は形容詞で、他の語と一緒に使われます。
「related」とは?
“related”には、2つの意味があります。
1つめは、関係する、関連するです。
ある場所で交通事故が起こり、歩行者が怪我をしました。
この事故にかかわりがあるのは、運転していた人と怪我をした歩行者といえるでしょう。
事故と何らかの接点がある人です。
こういったことが、関係するが意味していることです。
“related”のもう一つの意味は、血縁関係にあるのです。
私が産まれるためには、父と母の存在が必要です。
その父が産まれるためには、私からすると祖父・祖母となる人の存在が必要です。
私にとって、父・母・祖父・祖母は血のつながっている関係にあります。
このような間柄が血縁関係です。
また、つながりのある間柄という意味から、“related”は動植物が同族の同類のという意味にもなります。
「related」の使い方
かかわりのあるという意味で使用をします。
“related”は形容詞で、他の語と一緒に使われます。
「relevant」と「related」の違い
2つの言葉は、かかわりがあると意味が似ていますが、ニュアンスが違います。
“relevant”の場合は、主に問題と関係があることをいいます。
血縁関係のような人と人との関係ではありません。
“related”の場合は、問題以外の事柄についても関係があることを指すことができます。
血縁関係のような人と人との関係も意味しています。
どちらも品詞は形容詞で、品詞に関しては違いはありません。
どちらも他の語と一緒に使われます。
まとめ
かかわりのあるという意味が似ている2つの言葉ですが、主に問題についてを指しているのか、問題以外のことも指しているのかという点に違いがあります。