この記事では、“anxious”と“worry”の違いを分かりやすく説明していきます。
「anxious」とは?
“anxious”の主な意味は3つあります。
1つめは不安に感じてです。
不安とは、気になって落ち着かないこと、これから先のことで心を悩ますことです。
たとえば、明日は嵐になるかもしれないと天気予報でいっていると、川の近くに住んでいる人は洪水が起こらないか気になってしまうことでしょう。
このときの気持ちが不安です。
2つめの意味は、人を不安定な状態にさせるです。
ある時期や状況についていいます。
たとえば、不安定な瞬間、不安定な状態で待つなどです。
3つめは、不安なほど強く望んでです。
不安なほど強く望んでいる状態は、切望して、熱望してということができます。
「買い物に行ったらお菓子を買ってくれるといいな」といった軽いものではなく、もっと強く願っていることをいいます。
「anxious」の使い方
“anxious”は形容詞で他の語を修飾する形で使用をします。
不安という意味がありますが、不安になるという動詞として使用するのではなく、不安に感じてと形容詞としての使用になります。
「worry」とは?
“worry”には動詞と名詞の意味があります。
動詞の主な意味は4つです。
1つめは、心配する、心配させるです。
これから先のことに心を悩ますといった意味になります。
たとえば、体が弱い人だと、ちょっと喉が痛くなったり、咳が出たりするだけでも、病気なのではないかと気になることでしょう。
このときの状態が心配するが意味しているものです。
2つめは、せがむです。
せがむとは、しつこくねだることです。
しつこくねだられると、ねだられている人は困ります。
このことから、困るという意味にもなります。
3つめは、犬などが噛む、噛んで振り回すです。
犬におもちゃを与えると、口にくわえて振り回したり、がしがしと噛んだりすることがあります。
あのような状態を指しています。
4つめは、位置をずらすです。
重いものの位置をずらす、所定の位置に置くといった意味になります。
名詞の意味は、心配、不安、心配ごとです。
「worry」の使い方
複数の意味がありますが、心配するという意味で使われることが多いです。
気持ちを不安定にさせる意味があります。
名詞として使用するときは、数えられないものとして扱います。
「anxious」と「worry」の違い
2つの言葉は、先のことで心を悩ますという意味合いを持っている点が似ています。
違いは品詞です。
“anxious”は形容詞で不安に感じて、心配してという意味で、“worry”は動詞で心配する、名詞で不安、心配という意味になります。
まとめ
心を悩ます、気がかりという意味合いを持っている言葉です。
違いは品詞で“anxious”は形容詞、“worry”は動詞・名詞になります。
品詞が違うと使い方も違います。