「忸怩たる思い」と「穴があったら入りたい」の違いとは?意味や違いを分かりやすく解釈

「忸怩たる思い」と「穴があったら入りたい」の違いとは?違い

この記事では、「忸怩たる思い」「穴があったら入りたい」の違いを分かりやすく説明していきます。

「忸怩たる思い」とは?

深く反省するほど自分の行為を恥じては絶対にやらないよう反省することを「忸怩たる思い」【じくじたるおもい】といいます。

とくに、自分の不手際により物事がうまくいかなかったとき、心から悪かったと思う気持ちを伝えられる言葉です。

どうにもならないほど感情的になり、しっかり相手の力になれない自分の愚かさに感情的になってしまいます。


「穴があったら入りたい」とは?

人前であってはならないほど簡単な間違いをしでかしてしまったとき、どこかに隠れたいと思う気持ちを「穴があったら入りたい」【あながあったらはいりたい】といいます。

例えば、運動会で練習の成果を出すとき1人だけ動きを間違えてしまったり、服が捲れたまま街を歩いていたとき、あまりの恥ずかしさに自分の身を隠したいと思う場面で使う言葉です。


「忸怩たる思い」と「穴があったら入りたい」の違い

「忸怩たる思い」「穴があったら入りたい」の違いを、分かりやすく解説します。

しっかり自分が行動しなかったり、作業できなかったことで恥じ入る人の気持ちを「忸怩たる思い」といいます。

まったく内容が薄いのに、そのような作品の方が多くの人に売れる現実は恥ずかしくもあり、残念といった気持ちになるのです。

もう一方の「穴があったら入りたい」は無知な人がやりがちな失敗をしたとき、あまりにも恥ずかしいので身を隠したいと思う気持ちを表します。

「忸怩たる思い」の例文

・『自分の行動で上司に恥をかかせたことは忸怩たる思いだ』
・『また大事な荷物を落としてしまい忸怩たる思いに駆られた』

「穴があったら入りたい」の例文

・『女装して庭に出たとき、上司に見られて穴があったら入りたかった』
・『駅前で派手に転んでスカートが捲れて穴があったら入りたい』

まとめ

愚かな失敗で恥ずかしい気持ちになった状況を表す言葉です。

どのような失敗したとき使えばより気持ちを強く伝えられるか深堀してみるといいでしょう。

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