「幼い」と「幼稚」の違いとは?意味や違いを分かりやすく解釈

「幼い」と「幼稚」の違いとは?違い

この記事では、「幼い」「幼稚」の違いを分かりやすく説明していきます。

「幼い」とは?

幼いとは、年齢が若いことや幼少であることをいいます。

大体、親の保護を必要とする7〜8歳くらいまでを指すことが多いです。

対象となる年齢に定義はないので、3歳ぐらいまでの子どもにしか使わないという人もいますし体格など見た目で使い分けているという人もいます。

また、年齢の割に成長していないとか子どもっぽいといった意味で幼いと表現することもあります。


「幼稚」とは?

幼稚とは、考え方ややり方などが未発達であることをいいます。

子どもっぽいとか未熟であるという意味で使われていて、ネガティブなニュアンスが含まれます。

本来幼稚は、子どものことを指す言葉でした。

現代でも幼児を教育する施設を幼稚園と呼んでいますが、幼稚という場合には子どもを指すのではなく子どもっぽいという意味で用いられています。


「幼い」と「幼稚」の違い

幼いは親の保護を必要とするような子どもに使われる言葉です。

年齢の割に子どもっぽいという意味もあります。

幼稚は元々子どもを指す言葉でしたが、現在では子どもっぽいとか未熟であるといったネガティブな意味で用いられています。

幼いには可愛いといったニュアンスもあり、ポジティブな意味でもネガティブな意味でも使われています。

「幼い」の例文

・『我が家には幼い子どもが3人もいるので、目が回るような忙しさです』
・『あの子は幼い頃からインドア派で、外で遊ぶより室内で絵を描いている方が好きでした』

「幼稚」の例文

・『自分のことしか考えられないなんてあなたは幼稚です』
・『来年の春に幼稚園に入園することになっています』

まとめ

幼いは子どもに対して用いられる言葉で、年齢が若いことを指しています。

幼稚は年齢の割に子どもっぽいことを表していて、ネガティブな意味で用いられます。

幼いは子どもっぽいというネガティブな意味で用いられることもありますし、かわいいというニュアンスが含まれポジティブな意味で用いられることもあります。

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