「根暗」と「根明」の違いとは?分かりやすく解釈

「根暗」と「根明」の違いとは?違い

この記事では、「根暗」【ねくら】と「根明」【ねあか】の意味や違いを分かりやすく説明していきます。

「根暗」とは?意味

根が暗い人を「根暗」【ねくら】といいます。

性格が暗いため人から敬遠されて友人が容易にできません。

「どうせ自分は暗いから」と思うところがあり、人と楽しく付き合えない人間だと思い込んでは行動的になれないのです。

このようなところが周囲を遠ざけてしまう要因となり、心から話して楽しめる友人が少ないところがさらに「根暗な人」に見られてしまいます。


「根明」とは?意味

根が明るく、いつも人を楽しい気持ちにさせる人に対して使われているのが「根明」【ねあか】です。

周囲に溶け込む能力に長けているため、初めて会う人でも難なく会話ができます。

集団に適応する能力が高いため、協調性を持って楽しく遊べるのも性格が明るい人の良さです。

そのため、難なく友人を作り、楽しく交流ができる「根明な人」になれます。


「根暗」と「根明」の違い

「根暗」「根明」の違いを、分かりやすく解説します。

いつも暗い気持ちでいる「根暗な人」は、物事を前向きにやろうとせず、いつも後退する行動を見せるのです。

陰気くさいところもあり、人の悪口を言って楽しんだり、人気がある者を妬むといった暗さが見える行動が目立ちます。

もう一方の「根明」な人は性格が明るいので落ち込みもせず、何事にも前向きに考えられるのもこのタイプに見られる傾向になります。

「根暗」の例文

・『根暗な人は容姿や能力に劣等感を抱いている人が多い』
・『いじめや差別といった辛い経験が根暗になる理由だ』

「根明」の例文

・『根明な人は周囲を明るい気持ちにさせるのがうまい』
・『根明な人は恥ずかしがらず、人前でも自分がやりたいことをやる』

まとめ

対照的な人に使われている言葉を2つご紹介しました。

相手はどちらのタイプが当てはまるか目を向けて、うまく言葉を使い分けてみるといいでしょう。

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