「根が強い」と「気が強い」の違いとは?分かりやすく解釈

「根が強い」と「気が強い」の違いとは?違い

この記事では、「根が強い」【ねがつよい】と「気が強い」【きがつよい】の意味や違いを分かりやすく説明していきます。

「根が強い」とは?意味

根気の強さを示すのが「根が強い」【ねがつよい】です。

粘り強く物事を最後までやり遂げられる根性を持つ人を例えるとき使う言葉です。

難しい問題であっても途中で投げ出さず、最後までやり遂げる気持ちがあるためとことん頑張る強さがあるわけです。

そして、頑張って働き、いい結果を出して人や企業に貢献したいと思う気持ちで物事に取り組みます。


「気が強い」とは?意味

人に負けたくないと思う負けん気がある人を「気が強い」【きがつよい】といいます。

問題が起きても酷く動揺せず、しっかりした気持ちで前向きに生きられるのです。

人から責められても怯まず、前向きに立ち向かう姿は凛々しく、人から頼られる存在になるでしょう。

また、自分よりも権力がある者に対して理不尽と感じたときは意見を言い、正しい道へと誘う正義感がある人に当てはまる言葉です。


「根が強い」と「気が強い」の違い

「根が強い」「気が強い」の違いを、分かりやすく解説します。

粘り強く物事に取り掛かる「根が強い人」は、物事を最後までやり遂げる根性を持っています。

苦手な学科にも挑み、学習努力する人はまさに根性がある人になのです。

常に前向きに物事へ取り組み、結果を残そうと頑張る人に当てはまります。

もう一方の「気が強い」は、何事にもぶれない性格であるため、自分の考えを持って行動できる人です。

「根が強い」の例文

・『根が強い彼は、大学に落ちても諦めない気持ちを捨てなかった』
・『新入社員は根が強く、上司に何度怒られても会社を辞めない』

「気が強い」の例文

・『気が強い女性は正義感が強いため、簡単には人を見捨てない』
・『気が強い人は度胸もあって、頼りになるところに素敵だ』

まとめ

どちらも人に対して使われている言葉ですが、意味に違いがありますので、自分なりにうまく使い分けてみるといいでしょう。

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