家庭で地デジの放送をテレビで見るためには、その信号をアンテナで受信してテレビのチューナーなどに届けるためのケーブルが必要で、そのケーブルのことをアンテナケーブルや同軸ケーブルと呼びます。
その中でも家庭で使われるものは「3c」とか「4c」という型式のものです。
それでは、この同軸ケーブル「3c」とはどういう意味でしょうか。
また、「4c」とは、どう違うのでしょうか。
この記事では、同軸ケーブル「3c」と「4c」の違いを分かりやすく説明していきます。
同軸ケーブル「3c」とは?
同軸ケーブル「3c」とは、一般的にはアンテナ線と呼ばれているケーブルのタイプの名前で、「3c」とは、C型ケーブルの直径3mmのものであることを表したコードになります。
C型とは、インピーダンス75Ωのテレビ用のもののことです。
同軸ケーブル「4c」とは?
同軸ケーブル「4c」とは、一般的にはアンテナ線と呼ばれているケーブルのタイプの名前で、「4c」とは、同じく4mmの直径のもののことを指す名称です。
同軸ケーブル「3c」と「4c」の違い
同軸ケーブル「3c」と「4c」の違いを、分かりやすく解説します。
この2つの言葉は、テレビのアンテナ。
からの信号をチューナーに届けるために使われるいわゆるアンテナケーブルの種類であることは同じですが、タイプが違うため、用途も変わってきます。
この2つのタイプの違いを簡単に説明するならは、ケーブルの線の太さが違う、ということになります。
前術の通り、「3c」は直径3mmであり、「4c」は直径4mmです。
ケーブルの直径が太ければ、ある程度長くしても電波の減衰がちいさくなるので、安定した信号になります。
逆に、短いと取り回しが容易となり、さらに接続時にプラグにあたえる重量も軽くなるので、機器にダメージを与えにくくなります。
このことから、「3c」は 3m以内で、壁のアンテナプラグからテレビまでの短い距離で使われ、「4c」は壁の中や屋上のアンテナまでの接続に使用されます。
まとめ
この記事では、同軸ケーブル「3c」と「4c」の違いを、解説してきました。
この2つに関しては、アンテナ線のタイプの違いなのですが、通常家庭で使うのは「3c」がほとんどですが、スカパーなどのアンテナを部屋の外に建てる場合にはそこからの引き込みには「4c」の方を使う必要がでてきます。