「チュロス」と「チュロッキー」の違いとは?分かりやすく解釈

「チュロス」と「チュロッキー」の違いとは?違い

この記事では、「チュロス」「チュロッキー」の違いを分かりやすく説明していきます。

「チュロス」とは?

チュロスとは揚げ菓子の一種で、スペインが発祥です。

スペインを始めとしてポルトガルやキューバ、モロッコなどでよく食べられています。

スペイン語では「Churro(チュロ)」といい、それを複数形にして「s」を付けたのが「Churros(チュロス)」です。

チュロスは小麦粉から作られている生地を星型の絞り器で細長くし、揚げたものに砂糖やシナモンなどをまぶしてあります。

本場のスペインでは1本だけではなく、何本も提供されることが多いので複数形のチュロスと呼ばれているのです。

日本では1本でもチュロスと呼んでいます。

スペインのチュロスには砂糖などがまぶされておらず、ホットチョコレートに浸して食べたりもします。

日本のチュロスは細長くて真っすぐですが、スペインのチュロスは曲がった形をしています。


「チュロッキー」とは?

チュロッキーとは山崎製パンが商標登録している名称で、チュロスと同じ揚げ菓子のことをいいます。

チュロスという名前は世界的にも広く使われていますが、日本では日清製粉ウェルナが商標登録をしています。

そのため他のメーカーがチュロスとして販売することはできません。

そこで山崎製パンでは、チュロッキーという名前で販売しているのです。


「チュロス」と「チュロッキー」の違い

チュロスもチュロッキーも小麦粉から作られている揚げ菓子で、同じ食べ物を指しています。

呼び方が違うのは商標登録が関係しているからで、チュロスという名称は日清製粉ウェルナが商標登録をしています。

チュロッキーを商標登録しているのは、山崎製パンになります。

まとめ

チュロスとチュロッキーは同じ揚げ菓子のことを指しているので、違いはありません。

日本ではチュロスは日清製粉ウェルナの商標登録ですが、チュロッキーは山崎製パンの商標登録になります。

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