「挨拶」と「祝辞」の違いとは?意味や違いを分かりやすく解釈

「挨拶」と「祝辞」の違いとは?違い

この記事では、「挨拶」「祝辞」の違いを分かりやすく説明していきます。

「挨拶」とは?

「挨拶」「あいさつ」と読み、意味は以下の通りです。

1つ目は「人に会った時、別れ際などに取り交わす、礼儀正しい動作や言葉」という意味です。

2つ目は「人が集まる場で、敬意や謝意を表す言葉を述べること」という意味です。

3つ目は「相手に対して敬意や謝意の言葉を述べたり、贈り物をすること」という意味です。

4つ目は「相手の無礼な言動を皮肉って言う語」という意味です。

5つ目は「やくざや不良などの間で、仕返しを表す語」という意味です。


「挨拶」の言葉の使い方

「挨拶」は名詞として「挨拶する・した」「挨拶を交わす」「挨拶代わり」などと使われます。

「挨」「うしろから押す」「おし進める」という意味、「拶」「せまる」「押し寄せる」という意味、「挨拶」「お互いの心を押し寄せること」、つまり「心を開いて言葉を交わすこと」、転じて「人前で簡単に、敬意や謝意などを述べること」になります。

語源は仏教用語の「一挨一拶( いちあいいっさつ)」という言葉で、「相手と問答することにより、悟りの深さを試すこと」という意味です。


「祝辞」とは?

「祝辞」「しゅくじ」と読みます。

意味は「集会や式典において述べる、祝いの言葉」です。

結婚式・入学式・卒業式などの公的な集まりにおいて、対象となる人の新しい門出を御祝いするために送る言葉のことです。

「祝辞」の言葉の使い方

「祝辞」は名詞として「祝辞を述べる・述べた」「祝辞を送る」などと使われます。

「祝」「いわ(う)」とも読み「幸いを祈る」という意味、「辞」「や(める)」とも読み「ことば」「文章」「やめる」「ことわる」という意味、「祝辞」「相手の幸いを祈る言葉」になります。

基本的に、式典などかしこまった場面で使われる言葉です。

「挨拶」と「祝辞」の違い

「挨拶」「心を開いて言葉を交わすこと」、転じて「人前で簡単に、敬意や謝意などを述べること」です。

「祝辞」「相手の幸いを祈る言葉、式典などかしこまった場面で使われる」です。

まとめ

今回は「挨拶」「祝辞」について紹介しました。

それぞれの違いを理解して、正しく使える様にしておきましょう。

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