この記事では、「ちゃぶ台」と「テーブル」の違いを分かりやすく説明していきます。
「ちゃぶ台」とは?
「ちゃぶ台」とは、「和室で食事の際に用いる、脚の短い食卓」という意味です。
円卓に足が付いたもので、足が折りたためるようになっていて、食事がすむと部屋の隅に片付けられます。
狭い日本の和室を有効利用できる家具です。
「ちゃぶ台」の言葉の使い方
「ちゃぶ台」は家具用語として使われます。
語源には以下の2つの説があります。
1つ目は、中国語で食卓を意味する「卓袱」という語の発音が「chofu」であり、これが音変化したものという説です。
2つ目は、江戸時代から明治にかけて使われた「食事」を表す「ちゃぶちゃぶ」という語という説です。
基本的に、「和室で食事の際に利用する、脚が短く折りたためる食卓」に使われる言葉です。
「テーブル」とは?
「テーブル」の意味は以下の通りです。
1つ目は「脚が固定され、椅子に座って使用する食卓」という意味です。
2つ目は「物を乗せる台」という意味です。
3つ目は転じて「話し合いや会議の場」という意味です。
4つ目は「一覧表・目録」という意味です。
「テーブル」の言葉の使い方
「テーブル」は、家具用語として使われる場合、「脚が長く固定され、椅子に座って使用する食卓」という意味になります。
英語の「table」が日本語化した言葉で、「食卓」「作業台」「一覧表」「計算表」という意味です。
日本語で使われる場合、家具用語以外にも「話し合いの場」として使われることもあります。
「ちゃぶ台」と「テーブル」の違い
「ちゃぶ台」は「和室で食事の際に利用する、脚が短く折りたためる食卓」です。
「テーブル」は「脚が長く固定され、椅子に座って使用する食卓」です。
「ちゃぶ台」の例文
「ちゃぶ台」の例文は以下の通りです。
・『昭和40年代は各家庭にちゃぶ台があった』
・『父親が怒ってちゃぶ台返しをする』
「テーブル」の例文
「テーブル」の例文は以下の通りです。
・『テーブルにご馳走が並ぶ』
・『食事代をテーブルごとに精算する』
まとめ
今回は「ちゃぶ台」と「テーブル」について紹介しました。
それぞれの違いを理解して、正しく使える様にしておきましょう。