フランジ「5K」と「10K」の違いとは?分かりやすく解釈

「5K」と「10K」の違いとは?違い

水道管などの配管設備には特殊な構造のパーツが多く使われていますが、その中でも特徴的なのがフランジというものです。

そのフランジには「5K」というタイプのものがあります。

それでは、このフランジ「5K」とはどういう意味でしょうか。

また、「10K」とは、どう違うのでしょうか。

この記事では、フランジ「5K」「10K」の違いを分かりやすく説明していきます。

フランジ「5K」とは?

フランジ「5K」とは、水道管などの配管を繋ぐために使用される刀の鍔のような形をしたフランジという部品の耐圧を表す数字のことです。

「5K」というのは、0. 5メガパスカルの水圧に耐えられる仕様になっているという意味です。

0. 5メガパスカルとは、5気圧であり、1平方センチあたり5kgの圧力がかかっている状態のことです。


フランジ「10K」とは?

フランジ「10K」とは、水道管などの配管を繋ぐために使用される刀の鍔のような形をしたフランジという部品の耐圧を表す数字のことです。

「10K」というのは前述のように1メガパスカル、すなわち10気圧まで耐えられるものであるということになります。


フランジ「5K」と「10K」の違い

フランジ「5K」「10K」の違いを、分かりやすく解説します。

この2つは、配管の接続や末端の処理に使われるフランジの耐圧を示す数字であることは同じですが、数字の違いによって機能や用途が違ってきます。

前述のように、この2つはそれぞれ5気圧と10気圧の水圧に耐えられるものなので、単純に考えて「10K」のほうが2倍内圧に強いということになります。

したがって、原材料の比率や厚さにも違いがあるのが普通です。

まとめ

この記事では、フランジ「5K」「10K」の違いを、解説してきました。

配管というと、普段は気にすることはありませんが、周りを見回すとさまざまなところにあることがわかります。

次に見るときにはどんなフランジが使われているかを確かめてみるのもあ面白いでしょう。

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