「巡る」と「歩き回る」は似ている言葉ですがニュアンスが違います。
この記事では、「巡る」と「歩き回る」の違いを分かりやすく説明していきます。
「巡る」とは?
「巡る」とは周囲を回ることや一周することを示す言葉であり、あちこちを回り歩く時にも使います。
「巡る」はこれ以外にも一周して元に戻ることや特定の事柄を中心として関連することを示す時にも使うことが可能です。
「巡る」は旅行や観光地を回ることを示す時にも使われており、こちらは徒歩やタクシー、電車など様々な方法を使うことが可能です。
年月が過ぎて回ってくることを示す時には「月日は巡る」という表現します。
「歩き回る」とは?
「歩き回る」とはあちこちを歩くことを示す言葉であり、基本的に自分の足を使うのが特徴です。
「歩き回る」という行為は色々な場面ですることが可能ですが、特に目的もなく歩く時にも使われています。
「歩き回る」の類義語には「立ち回る」がありますが、こちらは自分側が有利になるように行動することを示す言葉です。
類義語としては他にも「ぶらつく」が有名です。
「巡る」と「歩き回る」の違い
この2つはどちらも回り歩くことを示す意味があります。
「巡る」はこれ以外にも年月などが過ぎて一周することや、特定の問題を中心として関連することを示す時にも使うことが可能です。
「巡る」の例文
・『お寺を巡るツアーに参加しましたが、どれも個性的なものであり楽しかったです』
・『月日が巡るのはとても早いものであり、ついに40代になってしまった』
「歩き回る」の例文
・『その探偵は行き詰ると裏山を歩き回る癖があります』
・『旅行先で沢山歩き回ったので足が筋肉痛になりました』
まとめ
「巡る」は周囲を回ることや一周して元に戻ること、特定の物事を中心として関連していることを示す言葉です。
観光地などを「巡る」時には「歩き回る」以外にも電車やタクシーなどを使うことが可能です。
