この記事では、「根っこ」と「根もと」の違いを分かりやすく説明していきます。
「根っこ」とは?
植物の体の支持、水分と栄養分の吸収などする部分で、ふつうは地中にあるものを意味する言葉です。
話し言葉的な表現で、切り株の意味にも使用されます。
「根もと」とは?
幹や茎の地面に近い部分をさす場合と、幹や茎の生えている周りの地面をさす場合とがある言葉として知られます。
一般的に、「根もと」は、「根元」「根本」とも書きます。
「根っこ」と「根もと」の違い
「根っこ」と「根もと」の違いを、分かりやすく解説します。
「根っこ」は、植物の根の部分を指す言葉です。
切り株の意味にも使用されます。
話し言葉的な表現として知られます。
その一方で、「根もと」は、幹や茎の地面に近い部分を指す言葉です。
また、幹や茎の生えている周りの地面を指すこともあります。
「根元」「根本」とも書くことが特徴的です。
「根っこ」の例文
・『私の犬は硬いものが好きなので、露出している木の根っこがあれば、すぐにかじりつく』
・『この花は、とても根っこが強いので、どんな土地でも綺麗に咲いてくれる』
「根もと」の例文
・『髪が根もとから徐々に白くなって、最終的には白髪だらけになった』
・『柱の根もとには大きなひびが入っており、非常に危ない』
まとめ
「根っこ」と「根もと」は、どちらも「根のある部分」という意味ですが、「根っこ」は草木の根に使われることが多く、「根もと」は物体の付け根に使われることが多いと考えられます。
また、「根っこ」と「根もと」について、共通する意味は、植物の根のある部分ですが、使い方によっては違いがあります。
「根っこ」は、切り株の意味でも使われますが、「根もと」は使われません。
「根もと」は、幹や茎の付け根や周りの地面を指す場合がありますが、「根っこ」は指しません。
それぞれの言葉を正しく使い分けるように注意しましょう。