この記事では、「ものさし」と「スケール」の違いを分かりやすく説明していきます。
「ものさし」とは?
「ものさし(物差し・物指し)」とは、物にあてがって、刻んである目盛りで長さを測る道具のことを言います。
または、ある物事の評価の基準のことを意味しています。
「ものさし」と似た意味を持つ語には、「さし」、「定規」、「秤(はかり)」、「尺度」、「バロメーター」、「基準」などが挙げられます。
そして、「ものさし」は英語で「ruler」と表記します。
「ruler」は名詞で、「支配者」、「定規」、「物差し」などの意味があります。
「スケール」とは?
「スケール」は長さ、角度を測定する器具のことを指しています。
また、物事の大きさや規模を表しています。
「スケール」は英語の「scale」をカタカナ語で表記したものです。
「scale」は名詞で、「目盛り」、「物差し」、「比率」、「規模」、「段階」、「天秤」、「うろこ」などの意味があります。
さらに、動詞で「よじ登る」、「量る」、「うろこを落とす」などを意味しています。
「ものさし」と「スケール」の違い
「ものさし」と「スケール」の違いを、分かりやすく解説します。
「ものさし」と「スケール」はどちらも長さを測る道具です。
そして、「スケール」にはJISマークが入っています。
それ以外では、「ものさし」は物事の評価の基準を意味しています。
一方、「スケール」は物事の規模を表しています。
「ものさし」と「スケール」には、これらのような違いが見られます。
「ものさし」の例文
・『ものさしを使って直線を引く』
・『結局は人間のものさしで測れないことのほうが多い』
「スケール」の例文
・『随分とスケールの大きな話だ』
・『「メジャー」は「スケール」とも言い、建築現場などで使われています』
まとめ
今回は「ものさし」と「スケール」の意味や違いなどについてご紹介してきました。
「ものさし」と「スケール」、それぞれの言葉の意味や違いを知ることで、より適切に使えるようになるでしょう。