「痛み」と「痺れ」の違いとは?意味や違いを分かりやすく解釈

「痛み」と「痺れ」の違いとは?違い

この記事では、「痛み」「痺れ」の違いを分かりやすく説明していきます。

「痛み」とは?

病気やケガなどによる肉体的な苦しみ、精神的な苦しみという意味です。

転んで出血をすると、出血をした部分にこの感覚が生まれます。

包丁を使っていて誤って手を切ってしまったときも、切った部分にこの感覚が生まれます。

胃炎やガンなどの病気でも、このような感覚が生じることがあります。

これらは肉体的な苦しみです。

どういった状態なのかによって、「痛み」の程度は異なります。

骨折をしたら激しい「痛み」が生じるでしょう。

それに比べると転んだときの「痛み」は小さいです。

精神的な苦しみとは「胸が痛む」といったことをいいます。

本当にズキズキとしたような感覚が生じるのではなく、悩み、悲しみといった意味です。


「痺れ」とは?

体の一部または全体の感覚がなくなり、自由がきかなくなる状態という意味です。

普段正座をしない人がたまに長時間正座をすると、足の感覚がなくなったような状態になります。

立とうと思っても自由がきかず、うまく立つことができません。

このときの足の状態をいいます。

正座をしたときのこの状態は一時的なものなので心配ありませんが、病気によってこの状態を感じることがあります。

また、ビタミンの欠乏、代謝の異常、アルコールの多飲などによっても生じます。


「痛み」と「痺れ」の違い

「痛み」「痺れ」の違いを、分かりやすく解説します。

どちらもズキズキ、ジンジンなどの言葉で表現されますが、感じているものは異なります。

前者は、病気やケガなどによる肉体的な苦しみや、精神的な苦しみをいいます。

転んだり、皮膚を切ってしまったりしたときにこの感覚が生じます。

この感覚があっても体を動かせることはあります。

後者は、感覚がなくなって自由がきかなくなる状態です。

正座をしたときの状態があてはまります。

まとめ

肉体的・精神的な苦しみをいうのか、感覚がなくなって自由がきかなくなる状態をいうのかという点に違いがあります。

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