この記事では、氷砂糖の「ロック」と「クリスタル」の意味や違いを分かりやすく説明していきます。
「ロック」とは?意味
自然にできた結晶の集合体を「ロック」といいます。
形状がそれぞれ違ったり、早く水に溶ける特製があるのも特徴的です。
そのため、梅や花梨を甘く漬けるとき重宝する氷砂糖になります。
「岩」という意味がある「ロック」の形状はまるで岩石のように表面がいびつな氷砂糖を差す言葉であり、作り方は結晶室に2週間ほど入れて、種糖という糖液を加えていき加温しながら美しい結晶に作り上げるわけです。
また、小さいものから大きいサイズがあったり、形が揃っていないのも特徴になります。
「クリスタル」とは?意味
16面体の結晶を「クリスタル」といいます。
水晶という意味があるように、種結晶として小さい氷砂糖を機械に入れてから糖液に浸して結晶を大きくするため回転させながら育てていくわけです。
結晶化するには回転ドラムに小さな結晶を種糖として入れた後、50℃の糖液の中で3か4日程度かけて回転させていけば短期間で16面体に作り上げられます。
用途としては蜜豆を煮たり、かき氷にかける蜜を作る際に使うのが氷砂糖です。
「ロック」と「クリスタル」の違い
「ロック」と「クリスタル」の違いを、分かりやすく解説します。
グラニュー糖を原料とする氷砂糖というところは同じですが、「ロック」は表面積が大きいため水でも溶けやすい特製から、氷砂糖は梅酒作りにとても役立ちます。
溶けやすさを活かして、果実シロップにもよく使われている氷砂糖です。
見た目はまるで岩のような形をしていて、大きさも不揃いで形も違うため飲み物によって使い分けられます。
もう一方の「クリスタル」は面が16あり、形や大きさがほぼ揃っているのが特徴的です。
まるで水晶のように美しく、「ロック」よりも溶けにくいのが違います。
まとめ
どちらも氷砂糖を指すものですが、形状や用途、作り方に違いがありますので、自分なりに異なる点を見比べてみるといいでしょう。
