この記事では、“tense”と“strain”の違いを分かりやすく説明していきます。
「tense」とは?
“tense”には形容詞と動詞の意味があります。
形容詞の主な意味は3つです。
1つめは、ぴんと張ったです。
縄の両端を引っ張ると、縄にたるみがない状態になります。
この状態が、ぴんと張ったが意味するものです。
運動会の綱引きで、紅組と白組がひっぱりあっているとき、この状態になっています。
2つめは、筋肉がこわばった、顔や神経が緊張したです。
普段何でもないときは、普通に歩いたり、手をにぎったりできます。
これは筋肉にある程度の柔軟性があるからです。
筋肉がこわばるとは、固くなった状態のことです。
肩こりや首こりで、肩や首をうまく動かせなくなったときのような状態を指しています。
3つめは、状況や関係が緊迫したです。
今にも何かが起こりそうな差し迫った状態を指しています。
仲がよい友達と楽しく会話をしながらお菓子を食べているとき、心も体のリラックスしていることでしょう。
このような状態とは反対の状態が、緊迫した状態です。
動詞の主な意味は3つあります。
1つめはぴんと張るです。
縄などにたるみがない状態にすることをいいます。
2つめは筋肉をこわばらせるです。
柔らかいものを固い状態にすることをいいます。
3つめは神経を緊張させるです。
「tense」の使い方
縄などがぴんと張った状態は、縄などが緊張した状態ということができます。
このことから、筋肉や神経が緊張したという意味にもなります。
こういった意味で使用される言葉です。
「strain」とは?
“strain”には動詞と名詞の意味があります。
動詞の主な意味は5つです。
1つめは、ぴんと張るです。
縄などをたるみがない状態にすることをいいます。
2つめは体の部分や資源を目一杯使うです。
体の機能には限度があり、その限度いっぱいまで使うことを意味しています。
体には使える限度があります。
出せる能力は無限ではないのです。
目一杯使うと怪我をすることがあります。
そういったことから、体を使い過ぎて痛めるという意味にもなります。
3つめは物を強く押さえるです。
変形させるほどの力を加えることをいいます。
4つめは野菜などから水けを切るです。
5つめは関係や神経を緊張させるです。
差し迫ったような関係にさせることや、張りつめたような状態に神経を指せることをいいます。
名詞の意味は、圧力、ゆがみ、口調、音節です。
「strain」の使い方
縄などがぴんと張った状態は、目一杯伸ばされている状態ということができます。
そこから、体や資源を目一杯使うという意味につながります。
ぴんと張った状態は緊張した状態ともいえます。
そこから、関係や神経を緊張させるという意味にもなります。
こういった意味で使用する言葉です。
「tense」と「strain」の違い
2つの言葉は、縄などにたるみがない状態の意味が似ています。
動詞の意味では、どちらも同じことを指しています。
“tense”は形容詞でぴんと張ったという意味がありますが、“strain”にはこの意味はありません。
その点が違います。
まとめ
動詞で縄などをぴんと張るという意味が同じ言葉です。