この記事では、「外出」と「出かける」の違いを分かりやすく説明していきます。
「外出」とは?
家や勤め先などから外へ出ることという意味です。
用事があって外に出ることをいう場合が少なくありません。
また、改まった場で使われることが多いです。
会社勤めをしているAさんは、他社に用事があって会社の外に出ています。
このことを「Aさんは外出中」といいます。
今はインターネットでも買い物ができますが、実際に商品を見て購入をしたいので、店に行くために外に出ました。
これもこの言葉が意味するものです。
外に出るという意味の言葉で、どこに向かうのかまでは意味に含まれていません。
「出かける」とは?
外に出るという意味です。
目的を持って外に出ることを意味する場合もあれば、たんに外に出るという意味の場合もあります。
家にずっといて退屈をしたので、公園に行くことにしました。
これを「公園に出かける」といいます。
ずっと家の中にいて運動をさせないのは不健康なので、犬には散歩をさせる必要があります。
そのため、犬と一緒に外に出て歩くことにしました。
このことを「犬と散歩に出かける」といいます。
外に出るという意味の言葉で、どこに向かうのかまでは意味に含まれていません。
また、目的もなく外に出ることも意味します。
「外出」と「出かける」の違い
「外出」と「出かける」の違いを、分かりやすく解説します。
どちらの言葉にも外に出るという意味があり、意味に違いはありません。
品詞が異なり、前者は名詞、後者は動詞です。
そのため、前者は「外出する」のように動詞をともなって使用されることがあります。
「外出禁止」とはいいますが、「出かける禁止」とはいいません。
また、前者は改まった場で使われることが少なくありません。
まとめ
どちらの言葉にも外に出ることという意味があり、意味に違いはありません。
違いは品詞で一方は名詞、もう一方は動詞です。