この記事では、「仰向け」と「うつ伏せ」の違いを分かりやすく説明していきます。
「仰向け」とは?
「仰向け」は「あおむけ」と読みます。
意味は、「顔や物の正面を上に向けて横たえること」です。
全体が上を向く様に位置させることで、一般的には地面に横になって寝る姿勢を表します。
「仰向け」の言葉の使い方
「仰向け」は名詞として「仰向けにする・した」「仰向けになる」「仰向け状態」などと使われます。
「仰」は「上を見あげる」「人をあがめてうやまう」という意味、「向け」は動詞「向く」の命令形で「その方向に正面が位置するようにする」という意味、「仰向け」で「上をみあげた方向に正面を位置させた姿勢」になります。
基本的に、方向性を示す言葉ですが、身体を上に向けると自然に寝る姿勢になることから、横臥する姿勢のひとつとしても使われます。
「うつ伏せ」とは?
「うつ伏せ」は「うつぶせ」と読みます。
意味は、「顔や物の正面を下に向けて横たえること」です。
全体が地面を剥く様に位置させることで、横になって寝る姿勢だけではなく、座って机に腕を起き、顔を付けて仮眠する姿勢などにも使われます。
「うつ伏せ」の言葉の使い方
「うつ伏せ」は名詞として「うつ伏せ」にする・した」「うつ伏せになる」「うつ伏せ寝」などと使われます。
漢字で「俯せ・俯伏せ」と書き、「俯」は「身をかがめて下を向く」という意味、「向け」は「その方向に正面が位置するようにする」という意味、「うつ伏せ」で「身をかがめて下を向いた方向に正面を位置させた姿勢」になります。
「仰向け」と「うつ伏せ」の違い
「仰向け」は「上をみあげた方向に正面を位置させた姿勢」です。
「うつ伏せ」は「身をかがめて下を向いた方向に正面を位置させた姿勢」です。
まとめ
今回は「仰向け」と「うつ伏せ」について紹介しました。
それぞれの違いを理解して、正しく使える様にしておきましょう。