「障壁」と「障害」の違いとは?意味や違いを分かりやすく解釈

「障壁」と「障害」の違いとは?違い

この記事では、「障壁」「障害」の違いを分かりやすく説明していきます。

「障壁」とは?

「障壁」「しょうへき」と読みます。

「障壁」は、「隔てや仕切りのための壁」という意味があります。

また、「障壁」には「妨げるもの」という意味があります。

何かをしようとするとき、それを妨げようとする物事や人などに対して、「障壁」という言葉を使うことがあります。

例えば、結婚しようとする二人に対して、結婚できないように邪魔をする人々がいる時、「結婚の障壁となる人々」などという文章にすることができます。


「障害」とは?

「障害」「しょうがい」と読みます。

「障害」「さまたげること」また、「あることをするのに、さまたげとなるものや状況」を意味する言葉です。

例えば、テレビを見ようとしたとき、電波が届く妨げとなる状況が起こってテレビが見えない場合は、「電波障害によって、テレビが見えなくなる」などと表現することができます。


「障壁」と「障害」の違い

「障壁」「障害」の違いを、分かりやすく解説します。

どちらも、何かをしようとするときに、妨げとなる物事や人を意味する言葉という共通点があります。

ただし、「障害」は、問題やトラブルが生じることを意味するのに対して、「障壁」は、壁となる人、乗り越えるべき厄介な出来事などを暗示する傾向があります。

そのため、どちらも「さまたげるもの」を意味するものの、「障害」が偶発的なアクシデントを意味するのに対して、「障壁」は誰かの意図などにより生まれた問題を意味すると区別することができそうです。

まとめ

「障壁」「障害」の違いについて見てきました。

二つの言葉には「さまたげとなること」という共通する意味がありました。

しかし、詳しく意味を知ると、2つの言葉にはニュアンスの違いがあることが分かりました。

「障壁」「障害」の違いを知り、使い分けてみてはいかがでしょうか。

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