この記事では、「考えられる」と「考える」の意味や違いを分かりやすく説明していきます。
「考えられる」とは?
ある問題が起きたとき、自分なりに考察して考えを出してから伝えることを「考えられる」【かんがえられる】といいます。
例えば、台風が日本列島をゆっくり横断すれば交通機関が使えなかったり、土砂崩れが起きやすくなるといった問題が考えられるのです。
また、物流も滞るため食べ物が店から無くなるといった2つ以上の問題が起きてしまうと考えられます。
「考える」とは?
主観的に自分が問題を解決すべく思考を巡らせることを「考える」【かんがえる】といいます。
例えば、山を登るとき、どの道順で行けば疲れず、自然を眺めながら無理なく登山を楽しめるか先に考えて行動に移すのです。
「考える」ことで時間短縮できたり、お金をかけず目的地に行けます。
また、出された課題を最適な方法で解決するため複数の人を集めて「考える」方法もあるわけです。
「考えられる」と「考える」の違い
「考えられる」と「考える」の違いを、分かりやすく解説します。
問題が起きたとき、何が原因でそうなったか具体的に取り上げて相手に伝えることを「考えられる」といいます。
もう一方の「考える」は自ら加担しては経験した体験から策を導き出したり、分析するなどして出すことが「考える」です。
自分なりの結論を考察しては結果を出すのが「考えられる」で、「考える」は筋道を具体的に立てるため過去の経験から出すところが違います。
「考えられる」の例文
・『海外からの荷物に虫が付いてくるのは検査基準が甘いからと考えられる』
・『中国からの観光客が来れば低迷した経済が復活すると考えられる』
「考える」の例文
・『どうすれば効率良く洗濯物が乾くか干し方を考える』
・『台風がくるので、お盆は何をして過ごすか予定を考える』
まとめ
自らが頭の中で具体的な策を考察することを指す行為を取り上げました。
言葉の意味を比較して、どう使えばいいか勉強してみるといいでしょう。
