この記事では、「サティバ」と「インディカ」の違いを分かりやすく説明していきます。
「サティバ」とは?
「サティバ」とは大麻の一種であり大麻の中でも原種に近い品種です。
茎の背丈が高く葉1枚1枚の幅が狭い特徴を持っています。
強い向精神作用を持ち服用することで精神的な刺激を与える成分を多く含んでいるのが成分的な特徴です。
そのため高揚感を与え気分をよくさせる作用がありますが、逆に精神的な刺激の強さからパニックに陥らせる副作用に繋がる恐れもあります。
「インディカ」とは?
「インディカ」とは大麻の一種であり主に中央アジアで見かけられた、背丈が低く葉の幅は広いのが見た目の品種です。
成分的には高揚感を与える「サティバ」とは反対に強い鎮静作用を持つのが特徴で精神的にリラックスさせる効果を持ちます。
「サティバ」と同じく大麻草であり見た目も似てはいますが、「サティバ」から派生して生まれた品種なのかそれとも別の品種なのかは現在でもはっきりしていません。
「サティバ」と「インディカ」の違い
「サティバ」と「インディカ」の違いを、分かりやすく解説します。
向精神作用を持っていて高揚感を与える大麻草が「サティバ」で、鎮静作用を持っていてリラックスさせる大麻草が「インディカ」です。
「サティバ」は茎の背が高く葉の幅が広いですが「インディカ」は茎の背丈がやや低く葉の幅は広く色がやや濃い特徴を持ちます。
また「サティバ」は種を撒いてから花が咲くまでに3ヶ月以上かかることも多いですが、「インディカ」は2ヶ月程度で花を咲かせるものが多いです。
まとめ
「サティバ」は向精神作用を持っているものなのに対し、「インディカ」は鎮静作用を持っているものであり、どちらも大麻でありながらその作用は正反対と言えます。
求めている作用とは違う方の品種を選んでしまうと文字通り逆効果となってしまう上にどちらも効果が強いので、「サティバ」と「インディカ」のどちらがどんな作用を持っているかはしっかりと理解しておくべきでしょう。