この記事では、「立ち会う」と「居合わせる」の違いを分かりやすく説明していきます。
「立ち会う」とは?
「立ち会う」は「たちあう」と読みます。
意味は、「ものごとの成りゆきや結果を見守るために、自ら出向いてその場に臨むこと」です。
儀式や作業など、他の人がすることにおいて、その場で見守り、その事柄を証明する立場として臨むことを表します。
「立ち会う」の言葉の使い方
「立ち会う」は動詞として「立ち会う・立ち会った」と使われたり、名詞として「立会人」などと使われます。
「立ち」は動詞「立つ」の連用形で「ある場所にまっすぐ縦に位置する」から転じて「ある立場や状況に置かれる」「重要な役目・地位につく」という意味、「会う」は「互いに顔を向かい合わせる」「たまたま人と出くわす」という意味、「立ち会う」で「ある重要な役目により、人と顔を合わせるために出向くこと」になります。
基本的に、作業を見守る立場として参加することに使われます。
「居合わせる」とは?
「居合わせる」は「いあわせる」と読みます。
意味は、「ちょうどその場で、ある状況に直面すること」です。
外出した時などに、たまたま事故や災害、ハプニングなどの現場にでくわすことを表します。
「居合わせる」の言葉の使い方
「居合わせる」は動詞として「居合わせる・居合わせた」と使われることが多くなります。
「居」は動詞「居る」の連用形で「人や動物が、ある場所に存在する」という意味、「合わせる」は「二つ以上のものを一つにする」「照らし合わせる」という意味、「居合わせる」で「ある場所にいてそのものごとに出くわすこと」なります。
「立ち会う」と「居合わせる」の違い
「立ち会う」は「ある重要な役目により、人と顔を合わせるために出向くこと」です。
「居合わせる」は「ある場所にいてそのものごとに出くわすこと」です。
まとめ
今回は「立ち会う」と「居合わせる」について紹介しました。
それぞれの違いを理解して、正しく使える様にしておきましょう。