「うっかり」と「すっかり」の違いとは?意味や違いを分かりやすく解釈

「うっかり」と「すっかり」の違いとは?違い

この記事では、「うっかり」「すっかり」の違いを分かりやすく説明していきます。

「うっかり」とは?

「うっかり」「ぼんやりして注意が行き届かない様子」という意味があります。

何かをしようとするときに集中せず、ぼんやりしているような状況を「うっかり」と呼びます。

例えば、友達と話している時に、ぼんやりしていて友達の悪口を言ってしまうことがあるかもしれません。

この場合は、「うっかり友達の悪口を言う」などという文章にすることができます。


「すっかり」とは?

「すっかり」「残るもののない様子」という意味があります。

例えば、給料日前に、貯金がまるでなくなってしまうような状況の時、「すっかり貯金がなくなった」という文章にすることができます。

また、残業をして、仕事を全て終えた時、「すっかり仕事を終えた」などと表現することができます。

また、「すっかり」には「完全にある状態になっている様子」という意味があります。

例えば、秋が終わり、気が付けば寒く、冬としか言えないような状況になっている時、「すっかり冬になった」などという文章にすることができます。


「うっかり」と「すっかり」の違い

「うっかり」「すっかり」の違いを、分かりやすく解説します。

「うっかり」「ぼんやりして注意が行き届かない様子」という意味があります。

一方で、「すっかり」「残るもののない様子」という意味があります。

このように「うっかり」「すっかり」は、何となく雰囲気が似た言葉でありながら、意味としてはまるで共通点がないことが分かります。

まとめ

「うっかり」「すっかり」の違いについて見てきました。

2つの言葉はよく似た雰囲気を持つため、似た意味を持つと考える人がいるかもしれません。

しかし、まるで違う別の言葉だということが分かりました。

2つの言葉の違いを知ることで、勘違いして使い間違えてしまうことがなくなるのではないでしょうか。

違い
違い比較辞典