「切る」と「切断」の違いとは?意味や違いを分かりやすく解釈

「切る」と「切断」の違いとは?違い

この記事では、「切る」「切断」の意味や違いを分かりやすく説明していきます。

「切る」とは?

一つの物体を切り離すためにする行為を「切る」【きる】といいます。

例えば、肉の塊を食べやすいように薄く「切る」わけです。

他には、憎き相手を「切る」というように、憎しみと怒りを持った人が感情をうまく抑えきれなくなった段階で刀や包丁を振りかざし、左右に刃を当てる行為を指します。

また、毛糸を「切る」といって、1本に繋がったものを自分が使う長さにするときハサミでカットするのです。


「切断」とは?

ひと続きとなっている個体を切り、何等分かに分けることを「切断」【せつだん】といいます。

主に、急に「切る」といった意味があり、「電話回線が急に切断された」と意図的に切られたり、雷が落ちて会話が出来なくなってしまう状態を指すのです。

工場では長い鉄を何等分かに切る行為を指し、口で手を切らないよう「切断加工」しては滑らかにします。


「切る」と「切断」の違い

「切る」「切断」の違いを、分かりやすく解説します。

木や鉄骨といった1つになっている物をいくつかに切るため、刃で切り分ける行為を「切る」といいます。

1本の棒を切って2つに分けたり、魚を刺身にして食べやすくするため「薄く切る」のです。

また、会話が終わった後「電話を切る」といった行為も指します。

もう一方の「切断」はひと続きとなっているものを2つ以上に「切る」という行為を指すわけです。

他にも「切断されてサイトが見られない」といった言い方する場合もあります。

「切る」の例文

・『大きな南瓜は嵩張るので、6等分に切って小分けにした』
・『夜遅いので、もうそろそろ電話を切るよう娘に伝えた』

「切断」の例文

・『切断した蓮根の断面を見ると、美しい花のように見えた』
・『インターネットがいきなり切断されて、銀行のHPが見れなかった』

まとめ

1つの物を分けるためハサミや刃で切るといった行為を表す言葉を取り上げました。

ただ、使い方に違いがある言葉なので、どのような状況のとき使えばいいか調べてみましょう。

違い
違い比較辞典