「こんがらがる」と「絡まる」の違いとは?意味や違いを分かりやすく解釈

「こんがらがる」と「絡まる」の違いとは?違い

この記事では、「こんがらがる」「絡まる」の違いを分かりやすく説明していきます。

「こんがらがる」とは?

「こんがらがる」には、糸などがもつれて絡まるといった意味に加え、物事がうまくいかず混乱する、といった意味があります。

複数ある配線などが絡まることを「こんがらがる」ということもあれば、物事が思い通りに進まず頭の中がパニックになることも「こんがらがる」と言います。

言い換えれば、「絡み合う」「ぐちゃぐちゃになる」「戸惑う」「困惑する」「オロオロする」などになります。


「絡まる」とは?

「絡まる」には、物に巻き付く、巻き付いて引き離しにくくなる、絡みつくといった意味に加え、物事が複雑に結び付く、密接に関係し合う、といった意味があります。

また、「絡まる」には、言い掛かりをつける、といった意味もあります。

例えば、「ロープに足が絡みつく」の場合、ロープが足に巻き付き取り外しが困難な様子を意味します。

また、「私情が絡まる」の場合、それぞれの感情が複雑に結びついている様子を意味します。

言い換えれば、「巻き付く」「絡まりつく」「絡む」などになります。


「こんがらがる」と「絡まる」の違い

「こんがらがる」「絡まる」の違いを、分かりやすく解説します。

「こんがらがる」「絡まる」には、糸などが他の物に巻き付き引き離しにくくなるといった共通の意味があります。

この意味としては同じ意味として使用することができる「こんがらがる」「絡まる」ですが、「こんがらがる」のみが持つ意味もあります。

それが、物事がうまくいかず混乱するといった意味です。

この意味においては、「こんがらがる」のみが持つ意味になります。

「こんがらがる」の例文

・『テレビの裏にある配線がこんがらがることを防ぐため、良いグッズを見つけてきました』
・『急に色々と上司から言われ、頭の中がこんがらがっています』

「絡まる」の例文

・『釣り糸が絡まったため、どうすることもできなくなった』
・『話し合いの中、各自の私情が絡まり面倒になった』

まとめ

以上のように、「こんがらがる」のみが持つ意味に注意が必要です。

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