「こまめ」と「まめ」の違いとは?意味や違いを分かりやすく解釈

「こまめ」と「まめ」の違いとは?違い

この記事では、「こまめ」「まめ」の違いを分かりやすく説明していきます。

「こまめ」とは?

こまめとは、配慮が細やかでまめまめしく働く様子のことをいいます。

また、労を惜しまずかいがいしく立ち働くこともいいます。

漢字では「小忠実」と書きますが、ひらがなで書いたり「小まめ」と書くことが多いです。

語源ははっきりしていませんが、「忠実なり」という文に由来するといわれています。


「まめ」とは?

まめとは、労をいとわず物事にはげむ様子やまじめであることをいいます。

面倒くさがらずに真面目によく働く人のことをまめと表現したりもします。

まめというと食べ物の豆と間違い安いですが、漢字では「忠実」と書きます。

まめまめしいという言葉もあり、「忠実忠実しい」という漢字になります。

まめは誠実で真面目な様子を表す言葉として古くから用いられていましたが、怠けずにしっかりと働くといった意味へと変化していきました。


「こまめ」と「まめ」の違い

こまめもまめも労を惜しまずかいがいしく働くことを表す言葉ですが、こまめには配慮が細やかという意味も含まれています。

まめは真面目に働くことを表していて、細かい部分はで配慮が行き届くといったニュアンスはありません。

「こまめ」の例文

・『熱中症予防のためにこまめに水分を摂るようにしている』
・『台風の進路がどうなるか分からないのでこまめに気象情報をチェックしている』
・『エアコンはこまめにスイッチを切る方が電力を消費する』

「まめ」の例文

・『高校時代の友人とはまめに連絡を取り合っている』
・『彼はまめに働いてくれるので有難い』
・『まめな男性の方が女性からモテるといわれる』

まとめ

こまめもまめも労を惜しまず働くことをいいます。

こまめには細かい部分まで配慮しているというニュアンスが含まれていますが、まめにはそういったニュアンスはありません。

まめは何でも面倒くさがらず真面目に働くことをいいます。

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