「見立て遊び」と「ごっこ遊び」の違いとは?分かりやすく解釈

「見立て遊び」と「ごっこ遊び」の違いとは?違い

この記事では、「見立て遊び」【みたてあそび】と「ごっこ遊び」【ごっこあそび】の意味や違いを分かりやすく説明していきます。

「見立て遊び」とは?意味

はじめから何かをする真似事して見せる行為を「見立て遊び」【みたてあそび】といいます。

例えば、招き入れた人に対して、もてなすため石をご飯に見立てて、子供が調理するおままごとはまさにこの言葉の意味に相応しい行為になるのです。

また、粘土をこねてピザ生地を作り、その上に色とりどりのおもちゃを飾る行為は物づくりの楽しさを学べる「見立て遊び」になります。


「ごっこ遊び」とは?意味

子供が自分なりに想像力を膨らませて行う行為を「ごっこ遊び」【ごっこあそび】といいます。

大好きなアニメの登場人物になりきって戦ってみたり、台詞を話すといった行為はまさにこの遊びの一つです。

女の子であれば親指姫やかぐや姫などになりきって髪形を変えたり、化粧して役を真似して楽しみます。

このように、身近な物を使って子供が自ら親や作品の登場人物の仕草や行動を真似する行為を意味するわけです。


「見立て遊び」と「ごっこ遊び」の違い

「見立て遊び」「ごっこ遊び」の違いを、分かりやすく解説します。

積み木をバケツに入れて料理したり、皿を回して運転する真似するなど、身近な物を使って見立てて遊ぶことを「見立て遊び」といいます。

積み木をカメラに見立てて家族やペットを撮るふりをするとか、布団をマントにして飛ぶといった行動も楽しい遊びになるわけです。

もう一方の「ごっこ遊び」は、エプロンかけて皿を洗ったり、ゴミを捨てに行くといった親の真似します。

「見立て遊び」の例文

・『見立て遊びは発想力を高めるため必要な感性を養う』
・『見立て遊びをするときは親も参加して楽しむことが大事』

「ごっこ遊び」の例文

・『息子が父親の靴を履いて、出勤する見立て遊びして見せた』
・『親の服を着た娘がカゴを持って、買い物する見立て遊びする』

まとめ

どちらも子供が真似事して見せて遊ぶ行為を指す言葉ですが、意味に少し違いがありますので、自分なりに使い分けてみるといいでしょう。

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