この記事では、「枝豆」と「黒豆」の違いについて紹介します。
枝豆とは?
枝豆とは、大豆がまだ熟していない状態で収穫した豆のことをいいます。
完熟した大豆は豆類に分類されますが、枝豆は野菜に分類されます。
6月から8月にかけてが旬の時期になります。
塩茹でして食べるのが一般的ですが、蒸したり焼いたりして食べる調理法もあります。
お酒のおつまみとして人気があり、居酒屋などの飲食店でも提供されています。
旬の時期にはスーパーマーケット等でも販売されており、枝つきのまま販売されることもあります。
また、枝豆の冷凍食品などもあるので、一年を通して食べることができます。
黒豆とは?
黒豆とは大豆の品種の1つで、黒大豆と呼ばれることもあります。
黒豆の煮豆はお正月のおせちには欠かせない食べ物で、江戸時代に高級料亭が考案したといわれています。
黒豆は種皮が黒い色をしていますが、これはアントシアニン系の色素であるクリサテアミンが含まれているからです。
栄養的には大豆と大きく違いません。
黒豆の主な品種には、丹波黒や和知黒、紫ずきん、玉大黒などがあります。
また、黒豆を使った甘納豆やきな粉などもあり、加工食品として食べられています。
枝豆と黒豆の違い
枝豆も黒豆も大豆の一種です。
大豆を未成熟の状態で収穫したものが枝豆で、種皮に黒色になる色素が含まれるのが黒豆になります。
黒豆を未成熟の状態で収穫したものは、枝豆として食べられています。
その場合、黒枝豆と呼ばれることもあります。
それから枝豆は塩茹でして食べることが多いですが、黒豆は煮豆にして食べることが多いです。
黒豆を未成熟の状態で収穫した黒枝豆は、通常の枝豆とは違った風味があります。
まとめ
枝豆と黒豆の違いは、収穫時期と品種にあります。
熟す前に収穫するのが枝豆で、種皮に黒くなる色素が含まれる品種が黒豆になります。
黒豆を熟す前に収穫したものは、枝豆として食べられています。