横道や本筋からそれることを示す言葉には「枝道」や「横道」があります。
この記事では、「枝道」と「横道」の違いを分かりやすく説明していきます。
「枝道」とは?
「枝道」とは道路や通路の本通りから逸れた道や、分かれた脇道を示す言葉です。
「枝道」は道路の脇道以外にも、会話や議論などが本筋から外れることを示す時にも使うことが可能です。
会話や議題における「枝道」は多くなると本題を見失うこともあるので、リーダーが管理する必要があります。
「横道」とは?
「横道」も道路や通路の本通りから外れた道や、分かれた脇道を示す言葉です。
「横道」も同様に会話や議題などが本題や本筋から逸れていることを示す時に使うことが可能です。
「横道」はこのような脇道や本題から外れた会話以外にも、人間的に正しい心や道から外れることを示す意味があります。
この意味の「横道」は邪道と呼ばれるものであり、人を欺いたり騙すなど悪い方法を示す場合もあります。
「枝道」と「横道」の違い
「枝道」と「横道」はそれぞれ道路や通路の脇道や、会話や議題が本筋から逸れていることを示す言葉です。
「横道」はこれ以外にも人の道から逸れた状態や行動を示すことが可能であり、こちらは邪道という意味で使われます。
これら2つの言葉の類義語としては「王道」があり、こちらは正当な道や手段を示す言葉です。
「枝道」の例文
・『森の中には多くの枝道があるので、迷子にならないように注意してください』
・『休憩時間になり、会話が枝道に逸れました』
「横道」の例文
・『その横道を行くと、古い旅館が見えてきました』
・『話が横道に逸れてしまったので、本題に戻りましょう』
まとめ
「枝道」や「横道」はどちらも道路の脇道や、会話や議題が本筋から逸れていることを示す言葉です。
「横道」は元々人の道から逸脱した状態や行動を示す言葉であり、邪道と呼ばれる手段を取ったり悪巧みの方法も含みます。