当記事では、「ご利用いただけません」と「ご利用になれません」の相違点を分かりやすく説明していきます。
「ご利用いただけません」とは?
ご利用いただけませんは、ごりよういただけませんと読むのが正解な言葉です。
言葉の構成を見れば分かる事ですが、ご利用いただけますを否定した形で、利用する事が出来ないという意味を表現したい時に登場する事がある言葉となっています。
ですが実の所、いただくという丁寧な表現を、この様にいただけませんという形で否定形にするのは誤用となるのです。
そのため、ご利用いただけませんという言葉は誤った表現であり、使用すべきではありません。
「ご利用になれません」とは?
ご利用になれませんは、ごりようになれませんと読むべき言葉です。
文字で記載されたこの言葉を目にすれば一目瞭然な事でしょうが、あるものを役立てる事にという意味を丁寧に表現した、ご利用にの文字に、なれないや出来ないといった意味を持っている、なれませんの文字を加える事で完成した言葉となっています。
以上の事からご利用になれませんは、利用する事が出来ない、という意味を示すのです。
「ご利用いただけません」と「ご利用になれません」の違い
ご利用いただけませんとご利用になれませんの文字を並べて比べてみると、いただけとになれという文字の違いがある事に気付けるものです。
所がその他の文字は共通していて、どちらも利用出来ない、という意味を相手方に伝達したい時に駆使されている言葉です。
とはいえ実の所、ご利用いただけませんの、いただけませんの部分は誤った使い方であるため、この言葉を使用する事自体が間違いとなってしまいます。
だからこそ、利用出来ない、という意味を相手に伝えたい場合には、ご利用になれませんの方をチョイスすべきです。
まとめ
2つの言葉には共通する文字があるだけでなく、どちらも、利用出来ない事を相手に伝えたい時に使用される言葉となっています。
ただしご利用いただけません、という言葉は誤用であるため、本来は使う事が出来ない言葉です。
故に、利用出来ないという意味を相手に伝えたい時には、ご利用になれませんの方を選ぶ必要があります。