この記事では、「重曹」【じゅうそう】と「セスキ炭酸ソーダ」【せすきたんさんそーだ】の意味や違いを分かりやすく説明していきます。
「重曹」とは?意味
弱いアルカリ性を持つのが「重曹」【じゅうそう】であり、沸騰させれば油汚れに効き目を発揮します。
そのため、食器に付いた油をきれいに取り除き、きれいに油分を残さずに洗えるのが魅力です。
濃度が濃いほどしっかり油汚れを取り除く効果を発揮します。
粗い粒であるため、完全に溶かしきらなければクレンザーとしてシンクの汚れやレンジなどの汚れを取り除くときに役立つわけです。
掃除するとき、全体的に塗ってから少し放置しておけば、より汚れが浮き出してきれいに拭き取れます。
「セスキ炭酸ソーダ」とは?意味
アルカリ性が強い「セスキ炭酸ソーダ」【せすきたんさんそーだ】は水にとても溶けやすいため、お湯で溶かす手間が省けます。
水に雑巾を付けて絞り、レンジやその周辺に付いたベタつきがある油汚れに効き目を発揮する洗剤となる性質を持つものです。
スプレーすれば高い所にある換気扇や棚にかけやすくなり、油汚れを浮かして拭き取れてきれいになります。
広範囲へ簡単に振り掛けられて効率良く掃除ができるのも魅力的です。
「重曹」と「セスキ炭酸ソーダ」の違い
「重曹」と「セスキ炭酸ソーダ」の違いを、分かりやすく解説します。
アルカリ成分が弱いのが「重曹」で、濃度を濃くすれば油汚れに効き目を発揮します。
粒は細かく、水に溶けにくいところを利用して、クレンザーとしても使えるのが魅力です。
油汚れ全般の拭き掃除に使えるので、台所の汚れに力を発揮する洗剤にもなるわけです。
もう一方の「セスキ炭酸ソーダ」は強いアルカリ性があるためそれほど濃くしなくても油汚れに強いのが利点になります。
粗い粒は水に溶けやすく、拭き掃除にとても効果を発揮する洗剤となるのが魅力です。
きれいに窓や棚を拭ける洗剤として使えたり、研磨性が強いのでこびり付いた汚れも取りやすいところが違います。
まとめ
どちらも洗剤として使えますが、粒の大きさや落とせる汚れの程度に違いがあります。
それぞれの個性を活かして毎日の掃除に役立ててみるといいでしょう。